息子たちが4歳と5歳になった年からこの12年間、夏のバケーション旅行は我が家のメインイベントでした。
子供たちが小さくて、私たちも若い頃は、毎年キャンプ道具から虫捕とり網まで車に積み込んで、ヨーロッパのマイナーな国々(東欧やポルトガル等)を1ケ月かけてウロウロしたものです。
ここ数年はアパートや家を借りる方法で、コルシカ島、サルデーニャ島、アルプスなどにも滞在しました。
毎年毎年、夏の旅行を通して家族の絆を高めてきた感があります。
そして2011年!
暗い夏の幕開け!
来年はさらにスペインの景気は悪くなるだろうから緊縮財政強化!!と主人から警報が発令されました。
そして極めつけは、「1週間だけだったらつきあうけどー。」との息子たちの冷たいお言葉。
「昨年のサルデーニャ島が、我が家の家族旅行の最盛期でもあり、締めの旅行でもあったのだろう。」と感慨深くつぶやく夫。そんなこと言わないでよ。なんだか寂しくなるじゃない。
行き先は、毎度お得意のフランスピレネーに決定。
きっときっと充実の1週間にしてみせるわ!と勇んで出発しましたが。。。。。
モンセラットを目前に、ルノー君がおかしくなってきました。アレっどうした?坂道登れない?うそでしょ?
RACC(カタルーニャ自動車連盟)に連絡後、レッカー車に乗ったMECANICOがやって来て「気の毒だけど、これは間違いなくターボエンジンいかれちゃったね。」とニコニコ笑顔でルノー君を連れて行きました。
放心状態で、ガソリンスタンドの駐車場で大量の荷物とともに待つこと30分。タクシーが迎えに来てお家に逆戻りー。「お帰りニャー。早かったニャー。」とKIMIちゃんはうれしそうにすりよって来ましたよ。
それにしてもRACCはやっぱり入ってて良かった! 毎回、サービスの迅速さには関心します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVEipTUJAyF1ZuIzEN16XohnmarNWFoFGrm1s67T4ef_4ibO3J7nXrlaE9IW0csvNGR81-sE2-GYt4o02knq91AfIpemUreoORGTqLTuL-mctPSpNr0_b3Lm2u9N1K01Sy6XCsJ4F96fM/s200/toazk10053.jpg)
バケーションシーズンに時々見かけますよね。路肩に車を止めて、三角マークを立てて、腕組んで暗~い顔してる家族。他人事だと思っていたのに、今年はDOTSUBOにはまりました!
捨てる神あれば拾う神あり。
翌日、義妹夫婦が車を貸してくれました。
気をとりなおして再出発。
前置きが長くなりましたが、行き先はAx-les-Thermesのスキー場があるBonascre。
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セマナサンタに紹介した フランスのNEMEAグループのピレネーのアパートを、出発まで1週間に迫ったところで最後の一部屋を半額以下でゲットして微笑む私。
8月のトップシーズンに、4人家族には余裕の2LDKを1週間借りて270ユーロはやっぱり
激安です。
ゴンドラ乗り場のすぐ近くなので、いつか
スキーシーズンに来れればいいな。
そして、毎日山歩きです。
8月10日に、アンドラから続く山、COMA D'ORを目指してみました。
標高2860mですからそれほど高い山ではありませんが、往復7時間かけて歩いたので充実感はなかなかのもの。
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