スペインの夏を乗り切る美味しい健康食と言えば、ガスパチョとメロン コン ハモン(Melon con jamón )でしょうか。
むかーし、メロン コン ハモンを、淀屋橋のロイヤルホテルのラウンジで、宝物のように大事に大事にいただいたことを懐かしく思い出します。
この高級メニューを、毎日でもお腹いっぱい食べられるのは、スペイン冥利につきますね。
スペインに生ハムがある限り、ベジタリアンになるのは到底無理と言い切れます。
それでもやっぱり健康には気をつけたくて、本当は有機野菜やVERITASの自然食品なんかをいっぱい買いたいところですが、だめだめ、これ以上エンゲル係数を増やせません。
健康維持のための、私のささやかな贅沢はバンブーとマテ茶です。
ホメオパシーの先生に薦められた、チコリのコーヒー風味飲料「Bambú(バンブ)」は、
チコリの根、麦芽、小麦、いちじく、どんぐりを焙煎したドイツのインスタント粉末飲料。
チコリはENDIVIAの根の部分で、利尿作用、滋養強壮、肝機能促進、消炎・抗菌作用、解毒作用があり、貧血にも効くんだそうです。
豆乳に入れるとまろやかで、私の朝食はBambúで始まります。
自然食料品店で普通に売ってます。
そして、飲むサラダと呼ばれる「マテ茶」。
カルフールのアルゼンチン食品コーナーには、葉っぱやティーバッグも置いてあります。
アルゼンチン人の友人にいただいたグアンポ(容器)に、マテの葉っぱを入れて、お湯を継ぎ足しながら、ポンピージャ(金属製ストロー)でチビチビ飲むのですが、これがもうクセになる味なのです。
甘党の私は、葉っぱの下層に黒砂糖を入れておきます。
野菜が慢性的に不足していたアルゼンチンのガウチョの健康を守ってきたマテ茶。肉食には強い味方です。
カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄分、食物繊維が豊富で、ポリフェノールにいたっては、緑茶やワインより多いなど、いいことづくめ。
カフェインは紅茶の1/3だそうですが、眠気覚ましにギンギン効いて、元気元気で、ちょっとハイな気分になるのでやめられませんわよ!
マテ茶をお伴に、夜中にガンガンお仕事した翌朝は「Don't wake me up!」
Chris Brownのヒット中のDon't wake me upを聞きながら、母さんもたまにはぶっ飛びます。
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