2012年7月22日日曜日

潮の香りのハバネラを聞きながらCREMAT

ハバネラとくれば、ビゼーのカルメンのハバネラ。音楽の時間に習いましたもん。
タタッタッター、タタッタッターというあれです。

ところが、ここカタルーニャにはハバネラス・カタラナス(Habaneras Catalanas)というのがあるんです。
毎年コスタブラバのCalella de Palafrugellで、ハバネラのコンサートが開催されます。
10年ほど前に一度行ったきりですが、近年はTV3の中継で楽しんでいます。
例えばこんな感じ。聴いているだけで、潮の香りが漂ってくるようです。



どうして、カタルーニャでハバネラなのか。
これは、18世紀から19世紀にかけて、砂糖きびのプランテーションで財を成そうとキューバに渡ったカタルーニャ人たちがいたからなのです。

今年のTV3の中継で気に入ったグループ Arjau
ギターに鳴かれると、胸がキュンとします。


カタルーニャのハバネラで有名な曲、El meu avi。
コンサートでも毎回歌われる、定番の曲です。
戦争もあり厳しい時代がありましたが、「カタルーニャ人が海に出れば、Carellaの男の子たちがCREMATと作ったものだ」と歌ってます。



そのCREMATです。
料理の出来ないとーさんが、毎週末に作ってくれるCREMAT。
青い炎がユラユラすると、レモンとシナモンのいい香りが漂います。
作り方は、ロンに黒砂糖、レモン皮、カネラ(シナモン)
を入れてフランベします。
  
暑い夜、テラスの窓をいっぱいに開け、ハバネラを聞きながらCREMATを飲めば、気分はキューバを目指す蒸気船の上。

来年こそはコンサートに行きたいなと思いながら、来年もテレビでいいか。。。多分そうなるね。

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