たしかに、一般庶民の生活は日に日に厳しくなる一方ですし、お役所、銀行、商店では頭にくることも数知れず。
それでもちょっとした対処法を知っていれば、簡単にクリアーできることだってあります。
銀行自動引き落としの差し戻し「 DEVOLUCION DE RECIBO」がそれです。
水道、ガス、電気、携帯電話、保険、ジム、家賃..たとえ短期滞在でも、銀行口座から自動引き落としされる料金って結構ありますね。
ここまではいいのだけれど、問題はキャンセル後の引き落としです。
キャンセルの連絡を入れたからもう大丈夫、っていうのはまずありません。
タイムラグあり、おまけにキャンセルなどという会社にとってマイナスな業務は後回しです。
自動引き落としの指示書は自動的に出ますが、キャンセル依頼に従って一件ずつ、次回引き去りに間に合うように削除してくれると思います?
あり得ませんっ!(って思ってください。)
「8月末でキャンセル入れてたのに、9月分引かれてるうう!!」というのは普通にごく当然のように起こります。「こんな保険に入った覚えがないのにひかれてるうう!!」も然り。
でもそこで怒っていては眉間のしわが増えるだけ。涼しい顔で
「 DEVOLUCION DE RECIBO」をすることにしましょう。
キャンセル後の引き落としや身に覚えのない引き落としなどは、通常、銀行の引去り日から8週間以内であれば、差し戻しができます。
ネットバンクを使っていれば、銀行窓口に行く必要もありません。
Operación - Recibo - Devolución (銀行によって多少違います)で、簡単に処理できます。
そして念には念を。
銀行窓口で、「以後○○社からくる自動引き落としはしないように。」と依頼しておきます。
そして最後の詰めもお忘れなく。
銀行の入出金明細をこまめにチェックすること。差し戻しをしても、銀行にお願いしても、また引かれることがあります。
どうしてって? 私に聞かないでー。
怒らない、怒らない。こうなったら根比べ。
またまた「 DEVOLUCION DE RECIBO」です。
いつまでたっても払わない客..キャンセルされます..Por fin。
ただ明らかにこちらが契約違反をしている場合はクレームが来ますので、覚悟のほどを。
日本に帰国される際、銀行口座を閉鎖されるのであれば問題ありませんが、口座を残していかれる場合は、ネットバンキングで管理されることをお勧めします。
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