1.まずは社会保険事務所INSSでの説明:
「日本人留学生が、スペインの公的医療機関を無料で利用できるのか」の答えは、No。
前回の記事でアップしたとおりの回答が返ってきました。
Catsalutの事務所に行ってさらに確認するようにと言われたため、その足でCatsalutの事務所に直行。
2.Catsalutの事務所での説明:
「日本人留学生が、スペインの公的医療機関を無料で利用できるのか」の答えは、No。
「日本人留学生でも、カードを出して無料で診てもらえている事例もありますが」の問いに、
それは、CAPの窓口の人が間違っているだけです。
日本人のように、個人の資産があって留学などで来る人は、無料ではありません。
(大学の交換留学生など例外はあり)
例外的に社会保険料を支払っていない外国人が無料で社会保険の医療を受けられるのは、
難民など資産が無い人です。
社会保険を払っていない日本人などがCAPで診療を受ける場合は60ユーロ必要です。
昨年4月の法律改正番号は、RDL 16/2012 です。
次のサイトがわかりやすく(?)まとまっています。
よーし、読んだるぞ!っていう方、トライしてください。
http://www.laboral-social.com/reforma-sanidad%20-2012-asistencia-sanitaria-beneficiario-farmacos-copago-medicamentos-profesionales-sanitarios.html
3.CAP(Sagrera)での説明:
念には念をと、CAPの窓口のお兄さんに聞いてみました。
ここにきて、180度方向転換!!!
「大丈夫ですよ!無料です。」(シャキッ)との回答がありました。
同じく RDL 16/2012を出して、日本人であろうと、難民であろうと、外国人は皆同じ。住民届けを出して、カードの申請をしてください。と自信満々の回答。
うーむ、誰を信じましょうか。スペイン特有の「人によって言うことが違う」お役所仕事。
信憑性が高いのは、社会保険とCatsalutの事務所の回答。2ケ所で一致しているし。
ただ、実際に受け付けるのはCAPの受付の人なので、彼らがOKを出せば、カードがあれば無料で診療してもらえるはずです。
ということは、しばらく移行期間ということでしょうか。
100%確実な回答が得られませんでした。
また時間を置いて、別の社会保険事務所に確認しようと思っています。
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