今日はPoble Nou地区のお祭りもあるけれど、バルセロナのビールメーカーEstrella Dammの古い工場跡で、「Vermut(ベルムー)を飲んでアフリカ救済」なる催しがあったので、ベルムーに惹かれて行ってみました。
2年前からきっぱりとビールは止めたし、ワインも週末や外食の時のみにして、お酒の量はグッと減らしたけれど、何だかやっぱり物足りない。
「ベルムーは身体に良い薬用種ですからいいんです。」と勝手に決めて、ランチの食前酒として、チュピチュピと楽しんでいます。
紀元前460年生まれのギリシャの医者ヒポクラテスによって作られたベルムーは、ワインに花や薬草を漬け込んだ、正真正銘の薬用酒です。食欲増進、消化を助けて、健胃作用ありって、まるで胃腸薬ですね。
ベルムーに使われる主な薬草は、クローブ、すみれ、フランボワーズ、白鮮、ニガヨモギ、レモン、ユリの根、シナモン。
ベルムーに使われる主な薬草は、クローブ、すみれ、フランボワーズ、白鮮、ニガヨモギ、レモン、ユリの根、シナモン。
味も、ほのかに養命酒っぽい気がします。冷え性にも効けばいいなあ。
Estrella Dammの旧工場 |
ビールの蒸留機 |
最近バルセロナで流行っている青空マーケットの屋台が出ています。
一杯のベルムーとおつまみで、
日曜の朝の散歩のホッコリなひととき。
若い人たちはもちろん、おばあちゃん、赤ちゃんも参加できる地域密着型の催しが多いバルセロナです。