観たい映画は樹木希林主演のUna pastelería en Tokyo(邦題:あん)だそう。
暗いんじゃなあい?どっちかと言うとDaniel CraigのSpectreを観て、すっきりしたいなあ。
でも久々に日本語で映画を観るのもいいかなと、お伴をすることになりました。
映画の始まりは、いきなり満開の桜と優しいピアノの響き。
嫌な予感。
この手の映画、私は鼻水と涙の洪水になるのです。
しかもオリジナルバージョンなので、樹木希林の明るいのに切ない日本語がストレートに耳に入ってきます。
泣かないように、日本語を聞かないようにして、字幕のスペイン語を読んでみるという変な努力までしてみましたが、樹木希林演じる元ハンセン病の女性の大勝。
将来に希望のない3人が織りなす人間模様。切ないけれど、観終わった後は、私も頑張って生きていこうと背中を押された気がする、そんな映画でした。
満開の桜のシーンだけで泣けてきた...私も歳とったなあ。
(映画館情報)
バルセロナで、この映画を吹き替えなしの日本語のオリジナルで観ることができるのは、次の映画館です。他の映画もV.O.S.E=Versión original subtitulo español(オリジナルバージョンでスペイン語字幕)で上映されています。
Balmes、 Boliche、Icaria、Renoir Floridablanca、Verdi Park HD
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