2017年4月21日金曜日

タンポポとカルリナの話

 今回のフランス旅行は、いつでもタンポポ、どこでもタンポポ。 走れど走れどタンポポが畑を埋め尽くしています。




そしてもうひとつ。
タルン渓谷のどの村でも見かけたのが、ピレネーの村でもよく見かけるカルリナのドライフラワー。
この植物、学名は、Carlina acaulis。
スペインでは、 Cardo dorado、Cardiñeta、 Angelina等と呼ばれ、昔は野菜として食していたそうです。
バスク語では、Eguzkilore。
厄除けや、疫病予防のためにドアに飾ると聞いたことがあります。
そして日本語では、チャボアザミですって。



タンポポもカルリナもどちらもキク科。
葉っぱの形や花の感じが似ているけれど、全然違うのね。
タンポポは、種を作ってフワフワ風に乗って飛んで行く。
カルリナは、花と葉っぱが地面にへばりつくように枯れていく。
どちらになりたい?と聞かれれば、私はタンポポになりたい。 

 
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