2017年4月18日火曜日

あの橋の下から。 Millau橋は男のロマンか。

 「あの橋を見てみたい。」
今回のフランスのEscapada(ちょっとした遠出)の行き先を決める時、とーさんの一言で、方向が決まりました。
あー、あの雲の上に突き出た橋ね。前々から言ってたもんね。

あの橋とは、Millauの世界一高い橋のこと。日本語ではミヨー橋と呼ばれているようです。

橋の上を車で走るか、それとも橋の下から見るか...とりあえず、橋の下から見上げることにしました。

全長2460m、主塔の地面からの高さが343mというのですから、半端じゃありません。
私も一目見たかった。ミヨー橋を見てみよー。

見えてきました。
どんどん近づいて、
橋の真下まで来てみたら、
さすがに高くて美しくて、「ワ~!」なのですが、何だろう、あの雲海から突き出たイメージが強烈すぎて、期待していたほどインパクトがないかも。

確かに凄いんですけど、私は橋よりも桜の木のほうが気になるので、とーさんが橋の写真をこれでもかと言うほどバシバシ撮っている間、しばしお花見に興じます。
 
たどり着くのが困難な所に簡単に行けるようになる「橋」。
もしかしたら、「橋」は男のロマンなのかもしれません。
次元は違うけど、バルセロナの街を歩いていても、工事現場でボーっと、しかし腕組みして熱心に見学しているのはおっちゃんとかおじいちゃんばかり。
優秀な女性の土木技師もいらっしゃるでしょうから決めつけはいけませんが、橋やトンネル、総じて土木工事は男のロマンなのかもしれないなと、そんなことを考えながら桜を愛でていると、桜餅が恋しくなりました。 

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