寒さの厳しいこの季節は、ALCACHOFA(アーティチョーク)が度々食卓に登場します。
ベジタリアンではないけれど、先日バルセロナのマクロビオティック・レストランMACROBIOTIC ZEN に初めて行ってきました。マクロビオティックのお料理がこんなに美味しいなんて...
時々なんちゃってマクロビオティックもいいかもしれない、と思う今日この頃です。
そのレストランで、自由に飲めるお茶にTe de Muというのがあり、聞けば日本のお茶だと言うではないですか。
そんなの聞いたことありません!断じて日本のお茶ではありません!!
と久々興奮気味に話しながら、ふーふー、ズルズル、懐かしい漢方味のお茶をいただいて帰ってきたのです。
でもやっぱり気になるTe de Mu。ネットで調べてみましたら、あ、ありました。
マクロビオティックの創始者Georges Ohsawa というおじさまが、「中将湯」の成分を少し変えてTe de Muなるものを作ったそうです。
ならば、日本のお茶というのも当たっているのかもしれません。
気になるTe de Muのブレンドです。カタカナ書きは、中将湯の成分と一致するものです。
Cártamo, Juncia(コウブシ), Gengibre(ショウキョウ), Koelen, Coptis japónia(オウレン), Regaliz(カンゾウ), Canela(ケイヒ), Peonia(シャクヤク), Angélica(トウキ), Ciprés, Corteza de naranja(トウヒ), Clavo(チョウジ), Semilla de melocotón(トウニン), Bardana, Ginseng(ニンジン) y Manzanilla.
CIPRRESやMANZANILLAはヨーロッパの植物ですから、中将湯を欧米の植物でアレンジしなおしたのでしょうね。
日本の中将湯は婦人薬として有名ですが、
Te de Muの効能は、疲労回復、消化促進などとなっています。
熱々のTe de Mu。前に紹介した八珍湯よりお高いけれど、美味しくて、身体はホカホカ。
冷え性にもおすすめです。
健康食品店(サプリを売ってるお店)で買えます。
知名度が低いので、ありませんと言われる可能性大ですが、MIMASAのTe de Muと言えば取り寄せてくれます。
ティーバッグより、袋入りの焚き出しのほうが美味しいですよ。
スペインの寒さも後もう少し。身体を温めて乗り切りましょう。
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