息子たちが喜んでついて来た十数年前から、息子たちにそっぽを向かれ始めた頃も、まるっきり付き合ってくれない現在も、今年はどこのPessebreに行こうかな...と考えるだけでもワクワクします。
「今年はどこに行きたいの?」と毎年付き合ってくれるとーさん、ありがとう。
「今年はどこに行きたいの?」と毎年付き合ってくれるとーさん、ありがとう。
Pessebre Viventは、各家庭で飾り付ける、イエス様誕生シーンのベレンを、人形ではなく人間でシーン演じる聖劇のようなもの。
イエス様誕生だけではなく、当時の手仕事や生活のシーンが生き生きと再現されます。
イエス様誕生だけではなく、当時の手仕事や生活のシーンが生き生きと再現されます。
12月26日は、シンガポールから来たお友達親子と一緒に、初めてのSant Guim de Plana(Lleida県)のPessebreに行ってみました。
他のPessebreは、全て屋外というのが多い中、ここのPessebreは、古いMacia(農家の建物)や、地下室を有効に使っています。
観客は、石段を登ったり下りたりしながら、32シーンを見て歩きます。
他のPessebreは、全て屋外というのが多い中、ここのPessebreは、古いMacia(農家の建物)や、地下室を有効に使っています。
観客は、石段を登ったり下りたりしながら、32シーンを見て歩きます。
Santa Guim de PlanaのPessebreの何がすごいって、聖劇というより静劇とでも言いましょうか、総出の村人が静止状態でまばたきもしない熱演!瞑想の境地にはいってるよね?
この小さな村に押し寄せた観客が皆見終わるまでに、何時間かかるのかしら。ぴくりとも動かないのです。
この小さな村に押し寄せた観客が皆見終わるまでに、何時間かかるのかしら。ぴくりとも動かないのです。
ホセとマリアとイエス様。
子供たちは、じっと静止しているのだけど、大人と違って表情がくるくる変わるので、ナチュラルで何とも愛らしい。
寒いのに、心が温かくなるシーンです。
ニワトリも静止してます....ってウソ。
おじいちゃんの食事シーンはさすが年季が入っています。
ジャガイモをスプーンですくったまま静止。
暖冬でつい油断をして、手袋もマフラーも持たずに行ったら、寒い寒い。気温はほぼ零度。
来年は、重装備で行かなくちゃ。