義妹家族も、おばあちゃんも、毎年お寿司を楽しみにしてくれているし、メインディッシュは、義弟から牛テールの煮込みの熱烈リクエストがあったので、献立に迷うことはありません。
だがしかし、去年とまるっきり同じというのは、何だか芸がない。
ウム．．．と考えて、ピカッと閃いたのが、レインボー巻き！
見た目もキレイで、美味しいじゃない。
そうだ、裏巻きも添えてみよう。
ラップと巻きすで巻いて巻いて、
見た目も鮮やかで、これは喜んでもらえるでしょう。
甘だれ醤油を塗り塗りしたら、美味しそうに仕上がりました。
エビ、タコ、サーモン、卵焼き、しいたけ、キュウリ、アボカドに、ウナギも奮発。
「見て見て！綺麗でしょ？美味しいでしょ？」と
テンションが上がったのは私ととーさんだけ。
何となくシラーっとした雰囲気をしっかり読み取ってしまいました。
ん？どうしたかな？
普通の巻きずしと裏巻きは、あっという間に皆のお腹に収まったのに、レインボー巻きの売れ行きが悪い。
「ねえ、来年の参考にするから正直に言って。」と前置きし、感想を聞いてみると、「レストランで食べるレインボー巻きより味が薄い。」のだそうだ。
そう言われれば、酢飯の味付けはレストランと比べれば薄味にしているし、第一、我が家ではマヨネーズは他のお料理にも使いませんから、さび抜きならぬマヨ抜き。
これが重要ポイントですね。
薄味ではある．．．が美味しいのになあ（自画自賛）
しかし、アメリカ生まれのレインボー巻きは、レインボー巻きらしくしっかり味付けして、健康のためにマヨネーズを使わないなんて考えは捨てたほうが良いと悟ったのでありました。
「じゃあ、次回はマヨネーズも入れるね。」と来年に希望をつなげようと試みたけれど、
皆さん、「普通の巻きが美味しいから、次回は全部海苔巻きにして。」ですと。
「レインボー巻きは、本当のお寿司じゃないし。」なんて言い出すし。
そうですか。わかりました！来年は、巻きのみ！！
メインのテールは、赤ワイン一本入ってますもん。5時間煮ましたもん。ブラックチョコレートが隠し味に入ってますもん。
とーさんに写真をお願いしておいたら油分を取り去る前の写真しかなくて、ちょっと
見た目が悪いですが、美味しいですもん。
2017年、良い年になりますように。
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