クリスマスシーズンの寒い夕暮れ時に、カタルーニャのあちこちで催されるPesebre Vivent。
キリストの降誕シーンを、観客が歩きながら見て回る聖劇ですが、登場する民衆は赤いカタルーニャの帽子Barretinaを被り、Porronでワインを飲みながら...の生粋のカタルーニャ人という、微妙な組合せで劇は進行します。
昨年のSant Guim de la Planaのペセブレは、今流行りのマネキンチャレンジのごとく静止状態が素晴らしいペセブレでしたので、今年は正反対の喋るペセブレ、Gunyoles d’Avinyonetのペセブレに行ってみました。
いつもは静かな村に、開演1時間前から続々人が集まります。
天使ガブリエルが、マリアに受胎告知をするシーン。
この市場は...ベツレヘムなのだろうか、
それともカタルーニャの村なのだろうか。
この不思議感が面白い。
この寒空に、まん丸おしりを出して、
大サービスのカガネさん。
お決まりの、カタルーニャの子供たちがたき火を囲むシーン。
このシーンを見ると、何故かホッとするのです。
観客の子供たちを怖がらせる
悪魔たち。
イエス様の誕生です。
パチパチパチ。。。
ペセブレも、私にとっては一年の終わりのけじめをつける行事。
♪諸人こぞりて、迎まつれ~♪