2013年1月22日火曜日

スペイン、意外と大丈夫かもしれない

暗い暗い、お先真っ暗のスペインです。25歳以下の若者の2人に1人が失業なんて、悲しすぎます。
INEM (職安)

まだ10年は続くとか、スペインはクリエイティブじゃないから駄目だとか、目ぼしい産業がないとか、それ以上言わないでーと耳をふさいでいたら、うれしくなるようなビデオが登場しました。

外国企業を誘致するためのプロモーション・ビデオです。
ふーん、スペインやるじゃない。もしかして、スペインの未来は超明るいのもしれない。かも、かも。
         
             信じるものは救われる
           
              ☆ 私、信じます ☆




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2013年1月21日月曜日

雨がそぼ降るゴシック地区で


雨がそぼ降る土曜の夜。「雨だから、散歩しようか。」と言うとーさん。
普段はにぎやかなゴシック地区も、しっとり落ち着いた顔を見せてくれました。
濡れた路上に反射する光が優しくて、見慣れた通りがユトリロの絵のようです。

いつも通り過ぎるウィンドーも、雨の日は人肌の暖かさがあります。







こんなに素敵なディスプレイも今まで気づきませんでした。
 


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2013年1月20日日曜日

ムムム...Te de Mu スペインで漢方2

私の健康法は、旬の野菜をいっぱい食べること。
寒さの厳しいこの季節は、ALCACHOFA(アーティチョーク)が度々食卓に登場します。

ベジタリアンではないけれど、先日バルセロナのマクロビオティック・レストランMACROBIOTIC ZEN に初めて行ってきました。マクロビオティックのお料理がこんなに美味しいなんて...
時々なんちゃってマクロビオティックもいいかもしれない、と思う今日この頃です。

そのレストランで、自由に飲めるお茶にTe de Muというのがあり、聞けば日本のお茶だと言うではないですか。

そんなの聞いたことありません!断じて日本のお茶ではありません!!

と久々興奮気味に話しながら、ふーふー、ズルズル、懐かしい漢方味のお茶をいただいて帰ってきたのです。

でもやっぱり気になるTe de Mu。ネットで調べてみましたら、あ、ありました。
マクロビオティックの創始者Georges Ohsawa というおじさまが、「中将湯」の成分を少し変えてTe de Muなるものを作ったそうです。
ならば、日本のお茶というのも当たっているのかもしれません。

気になるTe de Muのブレンドです。カタカナ書きは、中将湯の成分と一致するものです。
Cártamo, Juncia(コウブシ), Gengibre(ショウキョウ), Koelen, Coptis japónia(オウレン), Regaliz(カンゾウ), Canela(ケイヒ), Peonia(シャクヤク), Angélica(トウキ), Ciprés, Corteza de naranja(トウヒ), Clavo(チョウジ), Semilla de melocotón(トウニン), Bardana, Ginseng(ニンジン) y Manzanilla. 

CIPRRESやMANZANILLAはヨーロッパの植物ですから、中将湯を欧米の植物でアレンジしなおしたのでしょうね。




日本の中将湯は婦人薬として有名ですが、
Te de Muの効能は、疲労回復、消化促進などとなっています。
熱々のTe de Mu。前に紹介した八珍湯よりお高いけれど、美味しくて、身体はホカホカ。
冷え性にもおすすめです。


健康食品店(サプリを売ってるお店)で買えます。
知名度が低いので、ありませんと言われる可能性大ですが、MIMASAのTe de Muと言えば取り寄せてくれます。
ティーバッグより、袋入りの焚き出しのほうが美味しいですよ。

スペインの寒さも後もう少し。身体を温めて乗り切りましょう。


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2013年1月7日月曜日

小さな新発見 ゴシック地区散歩

新年が明けてREYESも過ぎ、ついにスペインの長いクリスマスが終わりました。

6日日曜日の朝、姪っ子たちにプレゼントを届けてから、とーさんとバルセロナの初散歩に出かけました。

何回歩いても、いつも新発見があるゴシック地区。

前1世紀にローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスが、バルセロナを植民地としてIulia Augusta Faventia Paterna Barcinoと名づけ、退役したローマ兵の居住地としたそうです。


アウグストゥスの時代に、海抜16,9メートルの丘Mont Taber(と言ってもゴシック地区内ですので丘と言われてもわかりませんが)に、こんな立派な神殿があったとは。びっくり。知らんかった!





ほんまかなーと疑いつつも、その神殿のコリント式柱4本を見てウームと頷く私。
この建物の中に当時の柱がそのまんま残っています。C/Paradis12



このあたり、何度も歩いていたはずなのに、
始めて知りました。

バルセロナのことを何も知らずに住んでるなと、ちょっと反省しました。

4本の柱。確かに年季が入っているような。





















散歩の締めくくりは、カテドラル。外壁のお化粧工事も終わりすっきりとしました。


初期ローマ時代に関係する音楽を探していたら、リセウ劇場の歌劇「オルフェオ」が素敵なので雰囲気作りにペッタンコ。
時代がギリシャ時代に遡りますが、バルセロナの起源伝説に、Hércules(へラクレス)が難破してバルセロナにたどり着いたというのがありますので、大目に見てください。




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