2016年11月2日水曜日

私立の医療保険でインフルエンザワクチンを接種したい方へ

スペインで、インフルエンザワクチンを打ちますか?
打つか打たないか...賛否両論ありますのでお勧めするわけではありませんが、ご参考になればどうぞ。

社会保険の場合
スペインの社会保険で接種を推奨しているのは:
・65歳以上の方
・65歳未満でもインフルエンザに罹った場合、重症になる可能性がある方
・6ヶ月以上の子供、または大人で、持病や病気がある方

社会保険が使えて65歳以上であれば、予約無しでCAP行けば即時注射を打ってもらえるようです。(自治体によって違いがあるかもしれません)

社会保険を使える方は、65歳未満であってもインフルエンザに罹ると重症になる方や、持病が悪化する方などは、医師が認めれば無料で接種できます。
「インフルエンザに罹るとダニアレルギーがひどくなってつらい。」とか、「昨年インフルエンザで高熱が続いてきつかった。」とか。
ハードルはそれほど高くないですよ。
CAP(社会保険のホームドクター)で受診をして、ワクチン接種を依頼してください。


私立の医療保険の場合
社会保険を使えない方で私立の医療保険に加入されている場合、次の要領でワクチン接種が可能です。
1.Medicina General(内科)の予約を取って受診し、Prescripción(インフルエンザワクチン接種の指示書)と、ワクチン薬を購入するためのReceta Medica(薬の処方箋)を発行してもらう。

2.Receta Medicaを持参して、薬局でワクチン薬を購入する。(要冷蔵)約8ユーロ
  *薬局によってはReceta Medicaは不要です。

3.Enfermeria(注射をする科)の予約を取って、ワクチン薬持参で接種をしらもらう。

内科受診と注射を打つ料金は、お持ちの保険契約によって異なります。
COPAGO(受診料)のない保険の場合は、接種薬を自費で購入する以外は無料です。
COPAGOのある保険の場合は、内科受診、注射の規定料金が必要です。もちろん接種薬も自費で購入します。

以上が基本的なプロセスですが、スペインは自治体、病院によって言うことがバラバラなのはもう周知の事実ですよね。少し違ってもお許しを!

ワクチン接種は10月末から始まっています。接種薬が売り切れになった年もありますので、ワクチンを希望される方は早めにね。


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