今週から山歩きをしない週末は、バルセロナ散歩をシリーズにしていきたいと思います。
第一弾はHorta地区から。
Hortaはバルセロナの端っこで、用事でもない限り滅多に行くことのない地区です。
でも私的には、Hortaと言えばラベリント。
お天気の良い日にはうってつけの散歩スポットです。
Parc del Laberint d'Horta
18世紀後半に建設されたLlupià de Poal i d'Alfarràs侯爵の邸宅の公園で、
建築家はイタリア人、庭師はフランス人という凝りよう。
グエル公園とは違った趣きがあります。
邸宅のメンテナンスだけで随分なお金が必要だったでしょうけど、どこから工面してたのでしょう。Hortaの庶民が苦しんでいる頃に、侯爵たちはこの邸宅と公園で贅を尽くしていたのでしょう。ほんまにもう! いつの世も変わらないですね。
と言いたくなる雰囲気を醸し出している公園です。
今は、バルセロナ市の所有物になっているので、私たち庶民の憩いの場となっているわけです。
せっかくなので、ラベリントに潜入すると
思いのほか難しいです。
行き詰まり、また行き詰まり。
何度も後戻り。急がば回れ。
やっと出口に出た!と思ったら入り口でした。
ラベリントは人生の縮図です(笑)
大人も楽しめるラベリント、お勧めです。
バルセロナの端っことはいえ、緑のメトロL3のMundetから徒歩13分。市の中心からそれほど遠くはありません。
地元の家族連れが多い中、ツーリストも増えてきたようです。
公園につきもののワンちゃんを見かけないと思ったら、ワンちゃんは入園禁止になっていました。
開園日時は→こちら 下方にあるInformationをクリックしてください。
入場料は日、水曜日は無料。その他の日は2,30ユーロ。
散歩の醍醐味は、偶然何かに出会うこと。
今朝はHortaの自転車競技場の前で、子供~青年のバイシクルモトクロス競技が開催されていたので、しばし観戦。
明日からシベリア寒気団が下りて来るようです。