2020年5月2日土曜日

お散歩開解禁1日目。

5月2日(土)本日から、遂に大人の外出禁止令が緩和されました。
お散歩の出来ない7週間は本当に長かった!
1時間1キロ以内とか、時間帯規制があるとはいえ、一つ屋根の下で暮らしている家族1名と一緒に晴れて表を歩けます。

昨晩は、遠足前日の子供のように楽しみにし過ぎたのか、それともNetflixで見始めたPoco Ortodoxaのインパクトが強かったのか、熟睡できないまま朝を迎えました。


普段は電気を消したら3分で寝落ちする私が、この7週間寝つきが悪く眠りが浅かったのは、身体の疲労がなくて頭だけが覚醒してしまっていたからでしょう。

6時、夜明け前の東の空、この空の下をとーさんと一緒に歩けるなんて大袈裟だけど感無量。
当たり前の日常が幸せに感じられることは、今回のコロナウイルスがもたらした良い影響のひとつ。なんて書くと、コロナを美化しているようで、それはないんだけれど、確かに私たちの意識に変化はあったと思います。

7時に表に出てみると、まだ人はまばら。
手を繋いでいいのかな…2m距離だからダメかもね…つかず離れずで歩きます。


「1万歩、行くよ!」歩幅いっぱいに飛ぶように歩くとーさんの後ろを追いかけていると、ジワーっと幸せ感があふれてきます。そうそうこれがしたかったの。

サンアンドレウ地区のジョギングコース、Can Dragóの陸上競技場の周りを、早歩きで2周。思ったより人出が少ないくて、マスクなしでも全然大丈夫。


段々ジョギングの人が増えてきたけれど、マナーはしっかり守れています。

帰り道は、少し遠目の回り道。
手入れがされずに草ぼうぼうの公園でさえ野山に見えるのが不思議です。
この写真を撮っていると、知らない女性がにっこり微笑んでくれました。
皆が優しくなっている?
これもコロナがもたらした良い影響のひとつでしょうか。

でも得体の知れないコロナウイルスがもたらす連帯感だと思うと、ふと怖くなることがあります。
私たちはどこに向かって走っている?
何か大きな力に弄ばれているのではない?
漠然とした恐怖感や不信感を感じることがあります。考え過ぎかなあ。私の思い過ごしでありますように。


明日も早起きします。そろそろ元のリズムに戻していこう。


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