2011年10月24日月曜日

猫嫌いが猫を猫かわいがりする時

私のブログに度々登場するKIMI嬢。雑種ネコで5歳半になります。
可愛くて可愛くて、娘のように育てていますが、実は私、ネコ嫌いだったんです。嫌いというより
「ネコ怖い」が当たっていますから、触ったこともありませんでした。
あの暗闇に光る、何を考えているのかわからない意地悪そうな目、いきなり引っ掻く鋭い爪、大嫌い。猫を飼うことは絶対ないと信じていました。動物が好きな人には理解できないでしょうが、怖いものは怖いのです。

あれは5年前、いきなり主人が私の職場に電話をかけてきました。
彼「子猫もらってもいい?」
私「駄目。絶対駄目。」
彼「一匹貰い手がなくて、悲しそうな目で僕を見るから。お願い。」
私「駄目。知ってるでしょ?猫嫌いなのよ!!考えてもみてよ。私が家で一人でソファでうたた寝している時に近寄ってきたらどうするのよ。おちおち寝てもいられないじゃない。」

前から猫を欲しがっていた息子たちは、父さんという強い見方を得て、大攻勢をかけてきました。
結果は私の負け。子猫がやってくるまで、それはもう胃の痛い日が続きました。
そしてやって来たのは、お目目がちょっとロンパリの寂しそうな子猫



「初めまして、私がママよ。
悪いけど、猫の扱い方全然わからないから、色々不届きなことが多いと思いますがよろしく。」

それ以来、KIMIたん、私の後をちょこちょこついて来て離れなくなりました。

ちなみにKIMIは、猫が大嫌いだった私のおばあちゃんの名前です。




3歳のお誕生日。

ハム大好きのいい子に育ちました。

 




甘えん坊のKIMIちゃんは、今でも
しっぽをチュピチュピしながらおねん寝します。







私がKIMIですが、何か?












朝寝室のドアを開けると、KIMIちゃんはいつも私を待っていて、
「オハヨウニャー」って挨拶します。

ソファでお昼寝をすると、KIMIちゃんは私のひざや胸の上で眠ります。

「皆、ご飯ですよ!」 と声をかければ、KIMIちゃんは全速力で走っきて、一番乗りでキッチンの椅子に座ります。




先日気功の練習中に、私の手のまわりにピンクっぽい紫のオーラが現れました。
帰り道、同じ色のシクラメンを見つけたので、思わず買ってしまいました。
その日の午後、十代の知らない女の子とすれ違いざま、彼女が私をみてニッコリと微笑んだの
です。なんて可愛らしい女の子...と見とれていると、手に私が買ったのと同じ色のシクラメンを持っているではないですか。不思議な糸で繋がっているのかもしれません。

KIMIちゃんと私も不思議な糸で繋がっているような気がします。ねえ、KIMIちゃん。



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