KON-TIKIって、もしかして、遠いその昔、小学校高学年の夏休みの推薦図書で感想文を書いた、あの「コンチキ号漂流記」ですか?
まさかまさかは、そのまさかでした。
スペイン人は皆知らないって言うけれど、日本では小学校の頃に読んだ人も多いはず。
ポリネシア人の祖先がアメリカインディアンであるという自説を証明するために、古代インカのいかだで、5人の仲間とともに航海に挑戦した人類学者トゥールの実話映画です。
ノルウェー映画だからでしょうか。漂流記につきもののサメ、嵐のシーンには、アメリカ映画のようなアクションと音楽に呑み込まれるような派手さはなく、静かに進行する分、余計にリアリティがありました。
んー、この映画、私好き。男のロマンを感じるわ。
映画が終わった時に拍手が沸きあがったってことは、スペイン人もロマンを感じたのでしょう。
スペインでは9月27日封切りです。ちょっとお勧め。
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