8月25日。トレッキング2日目。
Le Cirque de Gavarnie
今回、オート・ピレネーを選んだのは、ガヴァルニー(Gacarnie)圏谷を見たかったから。
圏谷とは、山岳氷河の侵食によって形成された氷河地形の一種で、底の丸い窪地です。
ヨーロッパ最大級の滝があると言われれば、一度はその滝つぼから溢れるイオンの霧に包まれてみたいと思ったのです。
圏谷が見えてきました。あ、ほんとだ何だか丸いぞ。底だけではなくて断崖もアーチ状です。
圏谷を遠見して終わりの人も多いけれど、やっぱりここまで来たからには、滝つぼまで見てやろうではないか、と歩き始めましたが、これが結構な距離です。歩けど歩けどなかなかたどりつきません。
ひとつ積んでは父のため、ふたつ積んでは母のため。。。。ここは賽の河原でしょうか。
急傾斜の道を登りながら、先ほどの石積みの意味がわかってきたような気がします。
自然への敬意、神への敬意。激しく流れ落ちる水の音が聞きながら、厳かな気持ちになります。
この辺りから、先に進む人はわずかになります。下見ると、かなり怖いです。
ここでつまづいたら、下界の賽の河原まで、ゴロゴロと落ちていきそうです。
滝のそばは、気功をするのに最高のスポットですが、もうちょっと、下におりてからにします。
やっと下界に下りきて、 |
お決まりの湖まで回って、 |
ガヴァルディの村のカフェで、クレープでしめると致しましょう。
クリックしていただけるとうれしいです。