今年はアレルギーを誘発する花粉量が例年より多く、くしゃみだけではなくひつこい咳の症状が
長く続くようです。
スペイン全域をみると、スペインのシンボルマークともいえるオリーブの木の花粉が飛び交っているわけですが、バルセロナ市内ではオリーブの木はあまり見かけません。
バルセロナではプラタナスの実がアレルゲンになっているのは有名ですが、他にも色々飛んでます。
バルセロナのアレルゲンとなる花粉を調べてみると:
Cipres(ピーク:2月~3月)サイプレス、糸杉のこと。
お墓に多いのだけれど、意外と街の中でも1,2本、ひっそりと佇んでいたりします。
スペインの杉花粉というと、これですね。
Platano(ピーク:3月~8月)プラタナス
バルセロナの街中にあるプラタナスの木。
ディアゴナル通りはプラタナス並木が美しく、大阪の御堂筋を思い出します。
Paseo de Gracia もプラタナス並木が美しい。
5月、こんな実が、道路にコロコロ落ちてます。踏んじゃうと、靴の底にひっついたりします。
風が強い日は、ワーイワーイと、空中を飛びまくってますよね。
植物アレルギーではないはずの私も、この破片が喉にひっかかると、喉がイガイガになります。
そして、アレルギーの意外な真犯人はこれ!!
Parietaria(ピーク:3月~8月)イラクサ
喘息の雑草という異名もあるようで、バルセロナの街で悪さをしているようです。
ピークもダラダラと長い。
こんなの見たことないよ、と思っていたら、ディアゴナル通りでバスの中から大発見しました!
全然うれしくない発見。
山の中とかではなくて、人が住んでる街の中に生息するようです。
特に岩とかコンクリートの割れ目とかからも生える強い雑草ということは、文字通りMala hierba(悪い草)なのでしょう。