2015年9月15日火曜日

サグラダファミリアが先か、SAGRERAのAVEの駅が先か

スペインに住んで、私が一番変わったことと言えば、気が長ーーくなったことでしょう。


一向に進まない修理、煩雑な役所の手続き、なかなかお勘定を持ってきてくれないウェイター、おしゃべりに夢中なレジのお姉さん...まるで悪夢のように前に進もうとすればするほど苦しむことになるので、気持ちのスイッチを切り替えるしかありません。

短気のスイッチをOFFにしておくと、スペインでもストレス控えめな生活が送れます。

1999年に今のピソを購入する際、市役所でピソ周辺のプロジェクトを見せてもらったところ、

・最寄りの地下鉄の駅がもうすぐ出来る。
・SagreraのAveの駅ももうすぐ出来る。
・ピソの真下に大きな公園がもうすぐ出来る。

明るい未来のオンパレード。しかも、「もうすぐ!」

もうすぐとはどのくらい?と尋ねれば、2,3年という答えでしたから、ちょっと多めに見積もって5年ぐらいかしらね...と考えたのは甘かった!!

・最寄りの地下鉄の駅は、早めの(?)2010年に誕生しました。待つこと11年。
・Sagreraの駅は、最新情報では2019年に工事完了、駅として機能するのが2020年の予定。
・ピソの真下の公園は未定。

ピソの真下の公園は、もういいんです。子供たちは成人しちゃったし、好きにしてください。
とは言ったものの、完成予定イメージを見ると、やっぱり早く出来て欲しいな。
Sagrera Aveの駅から、TrintatまでRenfeの線路を覆って、その上が全て公園となる予定。
広さ42ヘクタールのバルセロナで最大の公園となり、Parc del Camì Comtalと名前までつけてもらっているのです。











私のピソの真下は、こんな風になる予定。
素敵すぎる♪  ラベンダー畑をお散歩できたりするのでしょうか。

















 で、現在の状況はというと、こんな感じです。ため息。
 それでも、少しずつではありますが、確実に工事は進んでいます。

今年の猛暑の8月、何故か狂ったように夜中の3時ごろから工事が始まり、それも連日止まりませんでしたが、騒音で寝苦しい夜も、ラベンダー畑がもうすぐそこにと思えば耐えられます。


サグラダファミリアは、工事が終わらないからロマンがあるわよね。
2026年に完成予定ということですから、着工から144年かかることになります。

公共の工事費の捻出に苦しむバルセロナ。
もしかしたら、Sagreraの駅より、サグラダファミリアのほうが先に完成したりして...

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