2017年1月30日月曜日

雪のCamprodonで飲むカカオラはお汁粉の味


1月末のカタルーニャはあちこちで大雪。
またー?と言われても、やっぱり雪が積もったなら見てみたい。
雪を見るならMontsenyでもいいけれど、家族連れで混み合っているでしょうし、人の流れを避けて、適当にGirona県を北上することにしました。
遠くに、真っ白しろの山が見えてきました。
OK。このまま北上しましょ。 

フランス国境にあるスキー場Vallter辺りに来てみたら、雪崩の危険があるらしく通行止めで入れません。
久々にSetcases村に寄ってみたけれど、こんなだったかな....Setcases。
リゾートのアパートメントがたくさん建っていて、大きな村になっていました。



ここまで来たら、Camprodonに行かなきゃ!雪景色を見ながら、カンプルドンを目指します。














やって来ました、かんぷる丼、カンプルドン。
素敵なお家がいっぱい。
















この家も素敵。
  

「宝くじが当たったら、こんな家もいいねえ。」 
「もう少し海の近くのほうが良くない?」
「大きいとお掃除が大変だから、もう少し小さいほうがいいね。」
会話のスケールが小さいとつくづく思いつつ、これはこれで楽しいのです。


数少ない見どころ、中世の橋Pont Nouに寄って、バルで休憩。




コーヒー党ではないので、カタルーニャの村のバルでは、いつも迷うことなくCacaolat(カカオラ)を注文します。


家でもどこでも普通に飲めるカカオ飲料だけれど、カタルーニャの村で飲む熱々Cacaolatは格別。私にとってはお汁粉の味♥




Cacaolatって、名前からしてカタルーニャの商品よね?
ちょっと調べてみましたら、1931年にカタルーニャ人JoanとMarc親子が、出席したハンガリーのブダペストの結婚式で出されたカカオと牛乳のシェークにヒントを得て、1933年に世界初の瓶詰カカオ飲料としてLetona社のCacaolatを誕生させました。
1936年から1950年の15年間は市民戦争と良品質カカオの供給不足で、販売はストップしていたそうですが、今やカタルーニャの代表的なカカオ飲料です。

スペイン人はバルでコーヒーやビールばかり飲んでるわけではありません。
スペイン人男性はかなりの甘党。意外とカカオラファンも多いのです。



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2017年1月25日水曜日

菩陀☆ォンの問題解決にはアーヘンテと叫んでみよう

スペインの、万事がなかなか前に進まない生活にすっかり慣れたとは言え、プッツン切れそうになるのが、通信会社への電話でのアプローチです。

スペインの大手通信会社、菩陀☆ォンも、藻琵☆ターも、俺☆ジも、電話サービスの対応はどこも似たりよったりで、指定された電話番号に電話をすると、コールセンターに繋がります。
そこからが大変!

お決まりの自動音声で、言語や電話目的を選択していく段階で「スペイン語」を選択すると、対応してくれる係員は100%南米人。南米訛りと機械的な対応で、非常にわかりにくく、何度も機械の自動音声と奮闘した挙句、たらい回しにされるのが常です。コールセンターに電話するのは本当に気が滅入ります。
「カタルーニャ語」を選べば、少なくともスペイン人が対応してくれるので、少しは話が早いですが。

先日、携帯Wifiの不具合で、菩陀☆ォンのお店に行くことになりました。
年配のにこやかな女性に応対してもらったところ、自分で電話をするように、とのこと。
「電話するのは勘弁してよ。電話がAgente(係員)に行き着くまでに、時間と忍耐がいるじゃない。
」と言ったところ、 「コツがあるのよ。」と一言。

「コツ?」
「自動音声は無視していいのよ。AGENTE!と大きな声で、はっきり言ってみて。」
「はあ?」
「 馬鹿みたいに、A・G・E・N・T・E!!と言うのよ。アーヘンテよ!」

本当かな....

そして唱えてみました魔法の言葉、アーヘンテ!

何と自動音声が、「 あなたがAgenteと話したいということを理解しました。」とのたまうではないですか。

3度、アーヘンテを繰り返したところで、あっさりとAgente(係員)に繋がりました。
ウソのような本当の話です。
Agenteと話が出来れば、半分は解決したようなものです。
この日も、あっさりと問題は解決できました。

あまりにも驚いたので 藻琵☆ターで試してみたら、こちらはダメでした。

菩陀☆ォンに電話をされる際は、アーヘンテ!と叫んでみてください。

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2017年1月24日火曜日

虹、雪、天使のはしご


寒波が行ったり来たり。雪を見たくなった日曜日。

VICあたりに行けば見れるだろうかと車を走らせれば、しっかり冬景色です。
今日は雪山散歩はパスして、
Rupitを覗いてみます。
いつもはツーリストでごった返すRupitも
寒々、ひっそりかん。
雪を見て、Rupitでパンを買って帰ります。

この朝は虹のラッシュ。虹のアーチをくぐり抜けたり、始まりの地点を走り抜けたり、虹を後にすると
また次の虹が現れる。虹の隣に虹があったり、二重の虹まで現れる。
何度もお願いできたから、かなうといいな...






バルセロナに近づくと、雲の間から天使のはしご。



気功を再開したと思ったら、ダンスの先生から休業宣言がありました。

今年は別のダンスにトライしてみようか。
ちびちゃん、どう思う?
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2017年1月20日金曜日

バルセロナ限定の冬野菜Espigallでお鍋

前回の記事で、全然寒くなーいなんて書いていたら、いらっしゃいました、寒気団。

バルセロナ市内でもZona Universitariaでは、水曜日の夜明け前は零度を切ったようなので、他の地方だと凍てついているでしょうね。
寒いせいか、チビとチョコもいつも二匹で一緒に行動しています。
時々目新しいお野菜が売られている八百屋さん「Casa Ametller」で、またもや見慣れない野菜を見つけました。その名はEspigall。  水菜に似てるけど、葉の形が違います。
Espigall(エスピガイ)は、バルセロナの南のGarrafでのみ栽培される青野菜で、しかも冬限定。
何だ何だと物見にやってきたチビとチョコ。

 健康にいいと言われる食品やサプリを色々試して行きついたのは、
「旬のもの、地元のものを食す。」 ということ。
これに勝る健康食はないと思うのです。
四季のある土地で、冬に夏のものを食べても高いし、美味しくないし、栄養価も低いし、夏野菜は身体を冷やします。いいこと、何にもありません。
当たり前のことだけど、食が溢れる今、この当たり前のことを実践するのが意外と難しかったりします。

一日30品目を食べましょう!というのも、食べ物が豊富な今は難しくはありませんが、昔は、30品目なんて、絶対無理だったはず。

とまあ、旬と土地のものに拘っているので、Espigallにいたっては、うれしい発見です。

早速、お鍋に入れてみます。

大根は近所の八百屋さんで買ったもので小ぶりですが、キレイでみずみずしい大根。
スペインの大根も随分美味しくなりました。 




年末にお醤油を買い忘れていて、やむを得ずピンチヒッターとして購入した、Veritasのお醤油です。

中華食材店のキッコーマンより高いけれど、味はしっかり日本のお醤油でした。

彩が足らなくて、見た目ちょっと寂しいお鍋になりましたが、Espigallはクセのない青野菜なので、美味しくいただきました。

寒い時はお鍋が一番!
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2017年1月18日水曜日

2017年初モンセラット歩き 寒波はどこへ行った?

本日1月18日、イベリア半島もすっかり寒波に覆われて、スペイン全国津々浦々まで、氷点下です。
バルセロナも夜中は氷点下まで下がりましたが、日中はお天気もよさそうですし、我が家のサロンには陽がさしてきました。気温はこれからグングン上がりそう。
寒くなったいとは言え、バルセロナ市内の冬はそれほど厳しくありません。

1月15日、日曜日、山に行くか行くまいか…と迷った挙句、まあとにかく行ってみようということになりました。
強風注意と天気予報のお姉さんが言っていたにもかかわらず、風もなく、恐ろしいほどの快晴。

Collbatòのパーキングに車を停めて、

Santa Covaまでひとまず歩こう。
いっぱい着込んできたのに、
ダマリスが半袖シャツになるくらいの陽気です。
空気は冷たいけれど、陽射しが半端じゃない。
寒波はどこに行った?

 Santa Covaでお祈りをいっぱいして、修道院まで登って、往復12km。
クリスマス以後の運動不足がたたってか、それとも歳のせいか、いつになくきついです。


トレイルランニングのお兄さんが、
ローズマリーの藪の中に消えていきます。

毎朝、ローズマリー+タイム+スペイン甘草のハーブティーを一日分たっぷり作ります。
次男にいたっては水替わりに飲むので、かなり薄めに作るのだけれど、それでもほんのりキッチンに香るアロマが心地よい。

ローズマリーの効能って何だったっけ...
改めて調べてみると、記憶力、集中力アップ、新陳代謝促進、抗酸化作用、抗菌・抗ウィルス作用、消化促進とありました。大地の贈り物ですね。

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2017年1月15日日曜日

穴場かも。オスタルCasa Graciaのビュッフェ朝食。

ヨーロッパ中大寒波で震えあがっているというのに、バルセロナはまだ比較的暖かく、昼間の気温は10度前後。
気温はそれほど低くないのに、風が強くて、思い切り冬模様の1月13日のGran de Gracia通りです。

 
気になっていたHostal Casa Graciaの地上一階にあるカフェテリア「La Paisana」でお友達と待ち合わせをしました。
このカフェテリアは結構話題になっているので、知ってる方も多いと思います。
 
 
お洒落な空間でゆっくりティータイムと思っていたのだけれど、お店のお兄さんの「オスタルの1階(日本で言う2階)で、朝食のバイキングもあるよ。」の一言で、おなかグーグーの二人は、ダイニングをちょっと覗いてみることにしました。

てっきり高級ホテルだと思っていたら、一つ星のホスタルなのね。
エレベーターもヴィンテージ感があって可愛いー。

お目当てのオスタル宿泊者の朝食は、7時から11時まで。
宿泊者以外は、ダイニングの入り口で7ユーロを支払えばOKです。
あら、可愛い。
食べ放題だから、しっかり食べれば7ユーロは高くない。


お天気が良ければ、
パティオも落ち着いた雰囲気で素敵です。

地下鉄Diagonal駅からすぐのロケーションの良さ。
カフェテリアとダイニング、どちらもお勧めです。
La Paisanaの入り口
La Paisana の右側にある
オスタルCasa Graciaへの入り口。
住所:Passeig de Gràcia, 116



追伸:カフェテリアLa paisanaの地下にあるミステリアスなトイレゾーンは元銀行だったようです。
    貸金庫スペースなども一見の価値ありです。

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