2017年2月8日水曜日

不意打ちのしみ取り@バルセロナ

元々メラニン色素が多くてしみの出来やすい体質なのに、スペインに来て以来、燦々と照り付ける太陽に身を任せていたら、 しっかりつけが回ってきました。

鼻のてっぺんに出来たしみが視界に入ってじゃまです。小さなのも含めれば顔中に軽く1ダースはあるでしょうか。
車では助手席に座るので、特に右側の頬に集中しています。
私立の医療保険で相談はカバーされるので 、まあ相談だけ...と思ってPasseig de Graciaの一等地にある皮膚科に行ってみました。

「 日焼けのしみだから、特に目立つのをちゃちゃっと取って100ユーロ。もし今で良ければすぐに出来るよ。施術後はしみが黒くなるから、今日から1週間、大事な人に会う予定がなければだけど。」とアンヘル先生。

「えっ?今ですか!」心の準備ができていない。 毎日色んな人に会うし、大事な人に会わない日はありません。
 CCクリームも塗った状態だし...どうする?

やっちゃえ、やっちゃえと悪魔や天使が耳元で囁く。

 「えーい、やっちゃえ、お願いします。」と答えて、15分後位には施術を終えておりました。

このいい加減さ、日本ではあり得ないのでしょうが、時にはこのいい加減さがよいこともあります。

後で考えれば、どういうレーザーを使うのかの確認もせずに無謀と言えば無謀だけれど、バルセロナの医療技術は結構進んでいるので、不安はありませんでした。

しみ取り、ほくろ取りが、公立、私立ともに保険が適用されるかどうか。
悪性であれば保険が適用されますが、美容のためのしみ取りは、保険がききません。
ただしこの判断は非常にグレーな部分があり、悪性でなくても痛みやかゆみがあるとか、何か理由があれば保険で取ってもらえることもあります。

私のは明らかに美容のためのしみ取りなので有料。
目立つのを大小合わせて15個ぐらいでしょうか、これで100ユーロ+IVA21%で121ユーロ也。

使用したレーザーは、 スイッチアレキサンドライトレーザーです。
(スペイン語で、Láser Alexandrita)
日本でも良く使われているレーザーのようです。
ただ、日本の料金を見てオドロキ、モモノキ!日本は高いですね。料金表を見てみると、私の場合軽く1.000ユーロはかかりそうです。

レーザーを当てた時に、ピリッと、天ぷら油が跳ねた時のような、ゴムでピシっとはじかれたような、そんな軽い痛みがありますが、あっという間に終了です。

そして百一匹わんちゃんになってしまいました。良かったんでしょうか。こんな、急にやっちゃて。

アンヘル先生がアフターケアの注意をしてくれました。

1. こすらない、洗顔もこするのはNG
2. 日焼け止めクリームをしっかり塗る
3. その上からのお化粧や、コンシーラーを塗るのは問題なし
4. 洗顔はお水かぬるま湯で、浸すように洗う。決してこすらない。

全くの不意打ちだったので何も準備ができていません。
帰り道、薬局に寄ると、薬剤師のお姉さんが親身になって考えてくれました。
色々取り出して、説明書を読んだりして、最後に「これがきっといいわよ。」と勧めてくれたのが、アベンヌの筆ペンタイプのコンシーラーです。

今の私の三種の神器。
アベンヌのクレンジングフォーム(泡をそっと軽くのせて、ぬるま湯で洗い流します)
肌色の日焼け止めBBクリーム(夏の終わりにMercadonaで買ったGarnierのもの)
アベンヌの筆ペンタイプのコンシーラー(黒くなったカサブタの上に、優しくのせて、隠してます)
その上からお粉をはたけば、見苦しくない程度に隠せます。
翌日からは日に日に色が濃くなり、1週間たった今、小さなカサブタが落ちそうで落ちない状態になってきました。一番嫌な状態。大きいのは2週間はかかりそうです。
ここが我慢のしどころです。自分で取ってしまってはいけません。自然に落ちるまで待たないとね。

施術後の日焼け大敵のしみ取りのベストシーズンは冬なので、ぎりぎりセーフといったところ。



この際、髪も短くしてみようかな。

私自身の気の流れを少し変えてみるのもいいかもしれません。

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