当たり前のことに、今更ながら驚いていることがあります。
スペインのオレンジの季節は種類によって多少の差はあるものの、10月から5月頃までが旬だそう。
体験的には、甘くてジューシーで一番美味しいのは12月~2月のような気がします。
4月の声を聞き、オレンジも段々力がなくなってきました。
毎朝、レモン、オレンジ、ミカンを絞るのが日課なので、キッチンで待機するオレンジたちの量も半端じゃありません。
幸い、オレンジが安くて美味しいバレンシア系のスーパーが近くにあるので、こまめに買い足せば大量買いはしなくてはいいものの、それでも困るのがオレンジの保存場所。
冷蔵庫の野菜ケースは他の野菜で満員御礼。
一番良いはずの常温保存も置くところに困り、キッチンの片隅でカビが生えてしまったり。
捨てようかな…と思い始めた時に、ふと浮かんだ、ネコ-こたつ-ミカンの図。
そうだよ、ミカンは籠に入れるんだった。
みかんの郷、南紀で生まれ育ったのに、そんな基本的なことを忘れてました。
四角の竹かご。
大きなオレンジ9個がすっきり並んで、その上にレモンやミカンもゴロゴロ入れられて、
驚くべき保存力。
この冬は、一個たりともカビが生えませんでした。
ネコとミカンと竹かごと...
足らないのはコ・タ・ツ。
バルセロナもこの冬は寒くて長い冬だったけど、これからどんどん暖かくなりそうです。
ポチっと応援お願いします。