2017年4月9日日曜日

予定は未定のセマナサンタ

すっかり春らしい陽気となり、世間はセマナサンタ休暇で浮かれています(ように見えます)。

今年は4月9日からSemana Santaが始まります。

カレンダー上で祝日となる日は、同じスペイン内でも州によって異なり、バルセロナは4月14日と17日。マドリッドは13日と14日。
バルセロナも、4月8日(土)から4月17日頃までは、バケーションに出かける人と、スペイン国内外からやってくる人が行き交い、ゴシック地区などにはツーリストが押し寄せます。

4月9日(日)Domingo de Ramos イエス・キリストのエルサレム入城した日。
                    民衆がナツメヤシの枝葉を持って迎えたので、今でもこの日は
                     ナツメヤシの枝葉でお祝いします。


10日(月)   Lunes Santo      エルサレムの寺院で、イエスが商売人をムチで打った日。
11日(火)     Martes Santo
12日(水)  Miercoles Santo      ユダがイエスを売った日。
13日(木)   Jueves Santo          イエスが受難の前夜に十二使徒の足を洗う。最後の晩餐。
14日(金)   Viernes Santo         イエスが十字架にかけらられた受難の日。
15日(土)   Sabado Santo       イエスが墓に葬られた後の大安息日。エルサレムで一日中
                     復活徹夜祭の準備が行われた。
16日(日)   Domingo de Pascua  復活祭。文字通り、イエスが復活した日。
17日(月)   Lunes de Pascua    50日間続くPascuaの始まりの日 で、バルセロナではMona(卵型
                                                       のチョコレート)を食べる日。

とーさんの幸せそうなMonaの写真(1965年)を見つけました。
飽食の時代ではなかった当時、Monaの行事は心躍る一大イベントだったそう。
魔法の杖があるならば、一振りして、当時のとーさんに戻して遊んであげて、ケーキ隠して怒らせてみたい(笑)

私はというと、明日からセマナサンタだというのに、「どっか行くー?」の状態。
今年は恒例の山友たちとのピレネー山歩きがないので、行き先を少し変えてみようかと検討中。


「こんなんで大丈夫かニャア。」
「大丈夫よ、きっとCat。」

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2017年4月5日水曜日

ジョージア国に行きたくなった




息子の友達に、ジョージア国出身のジョルジ君がいます。
ジョルジ君のお父さんも友人たちも、皆ジョルジ君らしい。
スペイン語では、Georgia(ヘオルヒア)呼ばれている国の話です。




それにしても、ジョージアと聞くと、最初に思いつくのはアメリカのジョージア州。
そして、レイチャールズがピアノの弾き語りで歌うブルース、「わが心のジョージア」。
何だか紛らわしいけれど、ジョージア国とジョージア州には何の因果関係もなさそう。

ジョージア国は、元ソビエト連邦の構成国、南コーカサスにある共和制国家で、日本でも以前はロシア語読みでグルジアと呼んでいたのですが、グルジアの意向で、日本ではジョージアと呼ぶようになったそうです。反ロシアだからロシア語のグルジアはやめてということでしょうか。
それなら、グルジア語の サカルトヴェロにすればいいのにね。

まあ政治的なことは置いておいて、ダンスの先生に教えてもらった、グルジアのダンスのYoutbeがすっかり気に入ったので、行ってみたくなりました。
とは言え、日本の外務省の海外安全ページでみると、危険レベル1、北側の国境近くは退避勧告が出ていますから、お気軽に旅行で行けるところではないようです。

それでも、音楽とダンスは時代を超える。



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2017年4月4日火曜日

お義母さんのこと


3月半ばにお義母さんが82歳で急逝しました。

既にガンの手術を2回、心臓に人口弁を入れているにもかかわらず、次々と病気を克服し、家族のだれよりも強靭な精神力で、他人の世話になることを極端に嫌い、いつも誰かのお手伝いをしている女性でした。

亡くなる当日も、いつものように7歳の孫を学校に連れて行き、学校の迎えのためのおやつも用意していたのに、突然倒れて、その夜に病院で息をひきとりました。

何とも彼女らしく、ここ数年で身辺の断捨離も終え、誰にも迷惑をかけず、きれいさっぱりと逝ってしまいました。 お見事。私も彼女のように逝きたいものだと、心から願います。

我が家から歩いて15分のところで独り暮らしをしていたのだけれど、毎週土曜の朝に、小さなお土産(クロワッサンだったり、チーズだったり)が入った袋を手に私たちの顔を見に来て、お茶を飲んで弾丸おしゃべりして、帰ってしまう。
決して息子に会いにきたとは言わない。「Mineの顔を見に来たの。」と笑う。
私は全然優しくない嫁なんだけど。

義妹が私の新しい洋服を褒めてくれた時、お義母さんが言った言葉が忘れられません。
「Mineのセンスがいいって?当たり前でしょ!私の息子を選んだセンスの持ち主なのよ。」
 お義母さん、スゴイと思いました。正直、彼女にはかなわないです。
私も将来、息子のパートナーに同じ言葉をかけられればいいな。



Valladridに住む遠縁の彼女にお義父さんが恋をして、
 お義母さんはバルセロナにお嫁にきました。

カタルーニャをこよなく愛し、バルサの熱烈なファンだった
お義母さん。

ナイスカップル!
今頃は、二人で仲良く喧嘩してるかな。


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