2008年11月1日土曜日

おいしい水 わが家のFUENTE



 
おいしい水の溢れる日本で育った私達。子供の頃は蛇口から出るお水を飲むのが当たり前でしたが、日本でも今は浄水器のある家庭が多いと聞きます。

あれは1年前、浄水器のセールスマンがやって来ました。
水にこだわりのない私は、フンフンと軽く聞き流していたのですが、水質検査を始めたところで、突如セールスマンが優勢に。
電気分解された我が家の水道水は、ヘドロのごとくドロドロになってしまいました。
塩素、鉛、トリハロメンタン、石灰..バルセロナの水道水の水質の悪さはわかっていたことだけど、このドロドロを見せられると、水道水を飲むことは勿論、料理に使う気もいっぺんに失せました。
セールスマンの一人勝ちで、即日契約。
1年前の1000ユーロの出費は痛かったけれど、蛇口の横に取り付けられたミニ蛇口から飲料水が出てくるのはとても便利です。お米を炊いてもおいしいし、お豆も早く煮上がります。
購入したのは、ビルトイン方式の浄水器。
流し台の下にあるのはフィルター部と5リットルの浄水のデポジットです。
5リットルを一気に使い切ると、またいっぱいに溜まるまでに1時間ほどかかるので、飲料水と煮炊き用で、野菜洗いまでは無理ですが。
スーパーでの買出しで、ミネラルウォーターを買わなくてすむのは大助かりです。
メンテナンスは1年毎、フィルターを替えたりするのに130ユーロ必要ですが、浄水器はここ1年の我が家の買い物の中でのヒット商品となりました。