2011年1月19日水曜日

スペインでアロマ


趣味は?って聞かれると困っていました。
履歴書にはいつも「読書、音楽鑑賞」と書いていましたが、本なんて誰でも読むし、音楽が嫌いな人も稀ですし、つまるところ、私は趣味を持たない人間だったんです。


ところが47歳を境に楽しいことが増えてきました
仕事のストレスから鬱でダウンしたのがきっかけで気功に出会い、「気」の世界の奥深さを知りました。「気」の世界を知ると、どんどん世界が広がります。REIKIもサードディグリーに行き着き、アロマの勉強も楽しくなってきました。

アロマテラピーで使うエッセンシャルオイル(精油)には強力なエネルギーがあります。そして心身のバランスを整えるという意味では気功やREIKIと通じるものがあるのです。

スペインはフランスのお隣なのに、アロマテラピーに関しては後進国。ピレネーの壁は厚いようです。

アロマ教室の仲間はなかなか興味深い面々。

 医学にアロマの付加価値をつけるために、コーヒータイムも惜しんで勉強する子持ち医学生。偉い!

ずっと清掃のおばちゃんをしてきたという小奇麗なおばちゃん(私より年下です)は、小さい頃から好きだったアロマの教室に行くという夢を実現中。蓄えた知識は先生以上!書き込みびっしりのアロマの手帖を持ち歩く本格派。

風水師の男性。スペイン人にもいるのだ。ちょっと怪しいか..いやそうでもなく普通そうな人、と思うのは私が怪しいから?

普通のOL主婦。彼女のアロマの知識もすでに先生を超えていて、私は彼女の袖をにぎりしめることにした。いろいろ教えてもらってます。

+ お母さんと息子。(推測年齢:  50歳と22歳)家業がアロマと関係しているのかも。それにしても素直そうなこの息子さんは、男の子ばっかり4人兄弟の末っ子ですって。お母さんは4人の息子のことを「4つの宝物」と呼んで目を細める。いいなあ。

お父さんを介護中。お父さんのためにアロマを勉強する感心な娘さん。大きな袋にいつもアロマ関係の本を数冊持ち歩いている。

セレブなベネズエラの女性。生物学者。会社から派遣されて、いろんなセラピーをかけもちで受講中。真冬でも胸元からおっぱいがムッチリ見えてとってもキレイ。18歳の娘がいるそうですが、不敵な笑いがなんとも色っぽい。 

私。怪し気な東洋人。遠近両用めがねで真剣に臨んでいるわりには、時々わかっていなかったりする。

そして、スサーナ先生♀♀♀ 気さくで楽しく教えてくれるのはいいけれど、タバコのヤニに染まった歯、なんとかなりません?
アロマとお歯黒はミスマッチなんですけど。先生は気にならないのだろうか。


手持ちのエッセンシャルオイルも少しずつ増えてきました。

今日の私のアロマは、ロメロ(ローズマリー)、ベルガモット、ラベンダーです。

私にもやっと優しい趣味ができました。


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