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というのも、そもそもこの本国送還保険はいわゆる葬儀保険なのです。
万が一のことが起こった場合、保険会社に連絡をすると葬儀屋さんの手配がされ、棺おけから葬儀まで全て請け負ってもらえます。することと言えば、棺おけや灰壷をチョイスするぐらいで、同行するタクシー代なども含まれています。
こちらで荼毘に付さない場合は、日本へ遺体を送還する費用に当てるというオプションを選べるわけです。
本人はもう天上の人で意見は出来ませんが、残されたご家族はスペインか日本のどちらで荼毘に付すかを選ぶことが出来ます。
縁起の悪い話ですが、本国送還保険に加入されている皆様、契約書内容をチラっと確認してみてください。おそらく葬儀のどういう項目がカバーされるか記されているはずですから。
そして、ご家族に一言伝えておかれては、と思います。
この葬儀保険(本国送還保険)は、学生だけに限りません。
スペイン人も中年以上は意外と加入している人が多いです。
年30~40ユーロぐらいですので、スペイン生活が長くなりそうな方、一度考えてみられるのもいいのではないでしょうか。
楽しい話ではないですが、大変な時だからこそ、こういう備えは必要だと思います。
ちょっと気になられた方、ご連絡ください。
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