世界の学力テストで、見事!数学最下位に輝いたこの国で、一体どんな治療をされるだろうと、不安になるのは当然です。
が、ところがどうして、スペインの医療水準は非常に高いのです。
今年、バルセロナのSan Joan de Déu病院で21週の胎児の手術に世界で始めて成功したり、エイズワクチンの研究はバルセロナがリーダー的存在だったり、世界初!のニュースを結構耳にするのです。
新薬の認可も早いような気がします。
とりあえず試してみて、駄目だったら考えようってことかしら。
そしてこの夏、驚きの朗報が入りました。
疲れて免疫が落ちたり体が冷えると、必ずやって来る慢性膀胱炎(と尿道炎)。
家の近くに医療保険の診療所がオープンしたので、久々に泌尿器科に行ってみましたら...大学出たばっかりという感じの若い若い女医さんに、
「あなた、もう大丈夫よーん。治っちゃうんだから、このワクチンで。」と軽~くいわれました。
「ウソでもホントでも、どうでもいいです。モルモットになってもいいです。是非、是非、お願いします!先生!」と即決したのでした。
このワクチンはドイツで開発され、スペインでは認可されてからすでに2年経つそうで、効果絶大と聞けば、それだけで半ば治ったような気がします。
しかもたった2ケ月間、毎日スプレーを舌下投与するだけ。
バクテリアに対する免疫をつけるのだそうです。
おそらく、今一番新しい膀胱炎治療ではないでしょうか。
私用にバクテリアの割合を処方してもらい(ってスゴイですね)、ワクチンを薬局に注文します。夏休みということもあり、待つこと3週間。
9月3日に毎朝シュッ、シュッを始め、11月半ばに終えました。
10月はハードスケジュールで不規則な生活の上に、季節の変わり目で何度も寒い思いをして、膀胱炎になる条件が勢ぞろいだったのにもかかわらず、体調は絶好調。
ワクチンを始めてからそろそろ3ケ月が経とうとしてますが、膀胱炎になりません。
もしかして、もしかして、治ったのだろうか。そんな気がする。
だとしたら、奇跡が起こったのかもしれません。
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