2015年9月17日木曜日

NIE更新のCita previa(日時予約)が取れなかった理由

今年の8月、いろんな方から、「NIE更新のCita previaが取れないんです。」と聞きました。
スペインの8月のお役所仕事だから、仕方ないんじゃなあい?なんて思って聞いていたのですが、多すぎる。あまりにも多すぎる。
昨年の夏は、こんなことはなかったような気もします。



ついに、9月14日付の新聞Vanguardiaに、説明記事(言い訳記事)が出ました。

見出しは「バルセロナの移民局の手続きに最高150ユーロの予約」。
ん?どういうこと?と読んでみると:

2005年に、移民の居住許可を大量に発行した。
その結果、タルヘータの期限5年後の2010年、次の2015年は、居住許可の更新者が雪崩のように手続きに押し寄せることになった。
2010年にも同様のことが起こったので、今年はサービス強化、システム変更などを計ったので、8月の第一週は、予約が取れていた。
例外として、緊急で弁護士経由の場合は、Citaなしでも手続きができた。
バルセロナで、7月13日から8月25日の間に手続きをした件数は、15,195件。
今後手続きが正常に戻るよう、州政府と弁護士協会間で調整中。
この事態で、有料で最高150ユーロでCitaを便宜する違法行為があった。

。。。大体の理由はわかりました。
España va bien!と、ちょび髭のおっさんが、移民に居住許可の大判振る舞いをしていた2005年頃に居住許可を得た移民たちの、2度目の更新がこの夏に集中したということですね。
それに、システムが追い付かなかったということらしいです。

それにしても、150ユーロでCita を売った奴は誰なんでしょう?Localとしか書かれていないので、正確にはわかりませんが、何だかしっくりこないですね。

これを機に、システムが改善されることを望みます。
次回は2020年。同じことが起こりませんように!


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