2015年12月29日火曜日

クリスマスツリーのないクリスマス。

スペインでは、1月6日までクリスマスが続きます。
我が家の小さな飾り付けも年越しです。


今年は、クリスマスツリーなしのクリスマス。ツリー飾ったら、ChocoとChibiが狂喜するやろうねえ。
何分持つことでしょう。
そうそう、君たちのこと。

ツリーの飾りは部屋のあちこちに。 


ベレンもあっさりシンプルに。 
全て、ネコちゃんたちの手の届かないところへ。


我が家でのクリスマス食事会は無事終わり、29日という半端な日に義妹家族の家で食事会です。
今年も残すところあと2日。

皆さま、良いお年をお迎えください。

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2015年12月27日日曜日

1月も続く、Pessebre Viventの行き方。

前回のブログで、Sant Guim のPessebreを紹介したところです。


私のブログに毎年登場するPessebre Viventは、カタルーニャのあちこちの村で、クリスマス前後から1月7日頃まで開催されますから、まだまだ間に合います。

行ってみたい方、このサイトでいきたいPessebreを探してくださいね。 →  Pessebre Vivent
こんなにたくさん、あるんです。


画面左側にアルファベット順でリストアップされている村の名前か、地図上の★印をクリックすると、日程、時間、地図や写真など詳細がわかります。

チケットは事前にネットで買える場合は、買っておくことをお勧めします。

時間に余裕があれば、車の駐車場所確保のためにも遅くとも1時間前には到着して、チケットを買って、バルで温かいものを飲んで時間をつぶすぐらいで丁度良いと思います。
観光客はほとんどいませんが、近隣の村々からわんさか人が集まりますから。

バルセロナ郊外の村の夜は、この時期零度まで下がります。
手袋、マフラーも用意してね。ホカロンがあれば万全!

大人も子供も楽しめるPessebre Vivent。カメラ必帯です。

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私のクリスマスのお楽しみ Pessebre Vivent (Sant Guim de la Plana編)

カタルーニャのクリスマスのイベント、Pessebre Viventがとても好きなんです。
息子たちが喜んでついて来た十数年前から、息子たちにそっぽを向かれ始めた頃も、まるっきり付き合ってくれない現在も、今年はどこのPessebreに行こうかな...と考えるだけでもワクワクします。
「今年はどこに行きたいの?」と毎年付き合ってくれるとーさん、ありがとう。

Pessebre Viventは、各家庭で飾り付ける、イエス様誕生シーンのベレンを、人形ではなく人間でシーン演じる聖劇のようなもの。
イエス様誕生だけではなく、当時の手仕事や生活のシーンが生き生きと再現されます。

12月26日は、シンガポールから来たお友達親子と一緒に、初めてのSant Guim de Plana(Lleida県)のPessebreに行ってみました。

他のPessebreは、全て屋外というのが多い中、ここのPessebreは、古いMacia(農家の建物)や、地下室を有効に使っています。
観客は、石段を登ったり下りたりしながら、32シーンを見て歩きます。


Santa Guim de PlanaのPessebreの何がすごいって、聖劇というより静劇とでも言いましょうか、総出の村人が静止状態でまばたきもしない熱演!瞑想の境地にはいってるよね?

この小さな村に押し寄せた観客が皆見終わるまでに、何時間かかるのかしら。ぴくりとも動かないのです。





  
    ホセとマリアとイエス様。

子供たちは、じっと静止しているのだけど、大人と違って表情がくるくる変わるので、ナチュラルで何とも愛らしい。


寒いのに、心が温かくなるシーンです。 



ニワトリも静止してます....ってウソ。


おじいちゃんの食事シーンはさすが年季が入っています。
ジャガイモをスプーンですくったまま静止。 

暖冬でつい油断をして、手袋もマフラーも持たずに行ったら、寒い寒い。気温はほぼ零度。
来年は、重装備で行かなくちゃ。


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2015年12月13日日曜日

ちょっと寄り道。 ダンスと気功と先生と

ダンスを始めて3ヶ月。
想像だにしていなかった開放感と充実感を感じています。

気功が私のライフワークだとしたら、ダンスは心地よいアバンチュールなのかもしれません。

自分の殻を破って、裸足で自分を体現することがこんなに気持ち良いなんて、思ってもいませんでした。


スサーナ先生の教室では、ベリーダンス、気功、ヨガ、中東やインド、アフリカの舞踊を盛り込んだクリエイティブなダンスを教わります。

最後は自分の理性の意識を休ませて、音楽に合わせて身体が欲するままに踊ります。
これは自然治癒力がアップする気功の自発動功と全く同じ。
寒い夜も、頬っぺたが真っ赤に上気したまま家路につきます。




ギリシャ人のSusana Papazachariou先生が、最近ビデオをアップし始めたので、ご紹介。
トルコの旋舞のようにスピリチュアルで素敵です。



先日少し回ったら、地面がぐらぐら揺れて何だか楽しい。
幼い頃、ばったん倒れるまで友達と笑いながら回って遊んだことを思い出しました。

8年前のビデオもアップされたばかり。教室で踊るダンスに近いイメージです。



長く長く続けたいアバンチュール。
山友のダマリスと通っているので、来年は、山で二人で踊ってから瞑想しよう。

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2015年12月9日水曜日

何て素敵なサイレント映画、スペイン版「白雪姫」Blancanieves

時々、あっとびっくりするようないい映画に出会うことがあります。

先週末、テレビで何気なく観たモノクロのサイレント映画「Blancanieves」がそれ。
2012年に制作されたパブロ・ベルヘル監督(奥さんが日本人ですって。Ole!)の作品で、2013年のゴヤ賞では、10部門を制したそうです。全然知らなかった。
2年も経ってからブログに書くなんて遅すぎもいいところだけど、それでも書かずにおられません。

フラメンコと闘牛の100%スペインの映像の中で繰り広げられる、白雪姫のダークファンタジーの世界に魅せられました。

白雪姫ことカルメンは、闘牛士とフラメンコダンサーの娘。
カルメンをいじめる継母は、Sの元看護婦さん。
6人の小人は闘牛の旅芸人と、この設定だけでも楽しくなってしまいます。
継母役のマリベル・ベルドゥを始め、キャスティングはパーフェクト。エクストラまで、昔のスペイン人の顔をしています。






またまた好きな映画のリスト入りとなりました。

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2015年12月8日火曜日

ご飯がすすむ、ビーツの茎のきゃらぶき風

ここ2,3年のことでしょうか。バルセロナの八百屋さんでRemolacha(ビーツ)を見かけるようになりました。
ロシア人や、ポーランド人の人口が増えましたから、当然と言えば当然かもしれません。


ビーツの根は、生ならサラダやジュースに。蒸してサラダやピクルスに。
葉っぱはおひたし。
「食べる輸血」なんていう速攻で効きそうな異名があるぐらいですから、たくさん食べたいですね。

ところで、ずっと気になっていた紫色の茎。
「きゃらぶき」っぽくなるんじゃないかとずっと睨んでいたんです。
あー食べたい、白いご飯ときゃらぶきと、ネットで検索すると、ちゃんとあるんですね、これが。

お酒を白ワインで代用して作ってみたら、美味しいきゃらぶきが出来ました。おいちー!!



私はホウレン草などのアクの強い野菜以外は「蒸す派」なので、私風にアレンジしてみました。

(レシピ)

茎の部分を5分ほど蒸して4cmにカット。
調味料を混ぜたお鍋に茎を入れて、ひたひたになるまで水を入れる。
中火で始めて沸騰したら弱火で、煮汁がほんの少し残るぐらいまで煮つける。

(調味料)一番上のRemorachaの写真の茎を全部使った場合
醤油大さじ3、白ワイン大さじ6、はちみつ大さじ1,5、だしの素少々、
*ピリ辛がお好きなら種を取った鷹の爪をひとつ。

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