2020年8月24日月曜日

フランスピレネーの山でマスクフリーの毎日


気がつけば、拙いブログを3ケ月も放置してしまいました。

以前フォローしていたブロガーさんの記事更新が2ヶ月ほど滞った時に、見知らぬ方なのにご病気かしらとかとても心配したことがあるので、ブログ放置はしてはいけないと思いつつ、コロナ禍で生活リズムが変わってしまい、散歩記事も更新できず今日に至ります。

この夏はバルセロナ⇔北ルーマニアのゆっくり車旅を計画していたのに、コロナでおじゃんになりました。


16年選手のルノーのラグーナ君。
買った当時はまさかこんなに長く乗るなんて想像もしていなかったけど、これが運転好きのとーさんの手にかかればスイスイと良く走るのです。

メンテもしっかりできていて、年よりもうんと若く見えるラグーナ君だったのに、次男がパーキング駐車で両サイドのドアを凹ませて年相応の可哀そうな姿になりました。
これはこれで車両盗難防止にも一役買いそうだし、北ルーマニアまで車で長旅するなら今だ!とドアの修理もせずに楽しみにしていたのに本当に残念。

それではこの夏はどうしましょう。カタルーニャの山にする?
ぎりぎりまで迷った結果、例年通りフランスピレネー行きとなりました。
滞在先は、これで3度目のmidi-pyrénéesのCauterets。
標高1000mなので、暑くて眠れないなんてこともなさそうだし。



温泉とスキー場のある町なので、ドタ決めでもアパートメントには問題がないはずと思いきや、今年はどうも様子が違います。
あれれ?どこもいっぱい。空いてるところは私達の予算の4倍、5倍。
今年は外国旅行をせずに自国の山と海で過ごすフランス人が多いとは聞いていたけれど、まさかこれほどとは。
やっとのことで見つけたのが、1週間380ユーロのアパートメント。
「狭いけど、キッチンはキレイだよ。」
「山歩きで疲れてバタンと寝るだけだから、いいんじゃないの?」
これを逃したら行けなくなりそうなので、焦りを押さえ、震える手でポチをしたのでした。

Cauteretsの街はハイシーズンで人出も多いけど、スペインと比べてマスク着用率は断然低く、マスクはお店に入る時のみ着用の人がほとんどです。
国境を越えただけでこれほど状況が変わるとは驚き。

そして一旦街を出れば、山、山、山…マスクフリーの毎日です。

やっぱり来て良かった!

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2020年6月1日月曜日

貸し切りバルセロナで、朝の散歩

この週末は、実感がなくても三連休。
月曜日のSegunda Pascuaがバルセロナが選んだ祝日という理由が未だによくわからない。
え?今日がその6月1日ですって!?
2020年前半が終わろうとしているウソのような事態にただただ驚くばかり。
この調子だと「今年はなかったことにしましょう。」と言われて、いきなり大晦日を迎えそうです。
そんなんことがないように、夏はせめて山で星空を見れますように。

日曜の朝、バルセロナのど真ん中を散歩しました。
普段なら、ツーリストに埋もれているパセオデグラシア~カタルーニャ広場~ゴシック地区が貸し切り状態です。

ガウディの街バルセロナの象徴、
カサ・ミラ。
私がバルセロナの街を選んだ理由のひとつが
ガウディだったことを、
今さらながら思い出す。
今日は、カサ・ミラと私、
二人きりで話が出来そう。

何百回も通り過ぎている街並みも、
いつもなら人波をかき分け進むのだけど、
今日は私が絵本の中に迷い込んだようで、
まじまじと見上げてみる。

9月になれば、
以前の賑わいが戻ってくるのかな。

カタルーニャ広場。
鳩がこんなところにと思ったら、
カモメたちでした。
そういえば、うちの近所でも、
鳩よりカモメの姿をよく見る気がする。
鳩さんたち、どこへ行ったんだろう?

Portal del Angel。
ここも人波をかきわけ歩く通りなのに、
ガラガラで、
こんなに素敵なバルコニーに今日気づく。
木蓮の花まで咲かせるなんて。

ここまで来たら、
お決まりのツーリストコース。
大聖堂の広場を通って、

Plaça sant Felip Neriを通って、

El pont del Bisbeも
ゆっくり通って、

カタルーニャ州庁舎前の広場、Plaça Sant Jaumeまで。

さすがにランブラス通りは、
人の往来があって、
ほっとしたけど、

Ferran通りはひっそり。

それにしても、思ったよりもバルが開いていなくて焦ります。
たまに開いていても、WCは使用不可では役に立たず。
設置型トイレを見つけたけれど、ポツンとひとつじゃ想像するだけでも怖いから、黙々と家路を急ぎます。

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2020年5月31日日曜日

ハグはなくても、友達とシウタデラ公園散歩


今週からバルセロナ市内での移動が解禁となり、メトロに乗ってラビニアに会いに行きました。待ち合わせはArc de Trionf(凱旋門)。久々の対面にもかかわらずキスもハグもなし。いつもなら恋人みたいにしっかり抱きしめるのに。
会う前は、バルでベルムーでもしようかと話してたけれど、2か月ぶりに顔を見た途端に、まるで最初からそう決めてたように、二人の足は自然とシウタデラ公園に向かいました。

この2ヶ月間はこんな感じ。
南京錠がかかった扉の向こうを
不安な気持ちで覗いていたのです。

ほんとうに長かったね。
まさかこんなことが起こるなんてね。

プラタナスの木の下で、
彼女がバルセロナを引き払って、
彼氏とルーマニアに帰ることを
考えていると聞かされた。
寂しいな。
でも今後こういうパターンは増えると思う。

バルセロナの日産も撤退が決まったし、
寂しい話題ばっかり。

コロナ終息後の世界、どうなっていくんだろう。

木蓮の花はまだ咲いていないのに、
澄んだ空気のせいか、
花のいい香り。

久々にカタルーニャ自治州議会の建物も
見られたし、

やっぱり公園にしてよかったね。

この公園で暗躍していた泥棒軍団は
どこに行ったのだろう。
お金を持ったツーリストがいなくなって、
彼らもいわゆる失業中で、
どこかに行ってしまったのかな。
帰ってこなくていいよ。

バルセロナでサギを初めて見たと思う。
今日のお散歩の収穫です。

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