2008年10月26日日曜日

こんなところで「出征日の丸」に出会う



20年来の友人、アメリカ人の画家サンドラから「是非見てほしいものがある。」と連絡がありました。


彼女のお父さんが、終戦時日本に駐軍していた時、小さなお店の壁に飾ってあったこの「出征日の丸」が気に入り、お店の主人に売ってほしいと頼んだところ断られたのですが、そこに息子らしき人が現れ、激怒する主人を説得してくれて、ついにこの日の丸を手に入れたそうです。

今年亡くなったサンドラのお父さんは、日本に対して大変な思い入れがあり、この旗も宝物として大事に保管されていたようですが、これをサンドラの息子が引き継ぎ、今バルセロナの彼女の家の玄関で威風堂々と日の目をみています。

日本では、日の丸や君が代強制に対して賛否二分されていますね。「思想・良心の自由」の侵害という理由で反対されているようですが、こうして海外に住んでいると、日の丸を見た時に溢れる懐かしい思い、嬉しい気持ちは、そういう次元を超えています。
縁あってスペインで暮らしていても、私はあくまでも日本人。ひとつの家族の歴史に関わる日の丸を見て胸が熱くなりました。

2008年10月21日火曜日

インフルエンザの予防接種 バクーナ デ グリーペ

今年も、インフルエンザの予防接種(VACUNA DE GRIPE)を受けました。
数年前、姪っ子が超未熟児で生まれた年の冬、姪っ子の主治医から、「免疫力のない赤ちゃんにインフルエンザをうつさないよう、身近な親戚は全員予防接種をするように。」とのお達しが出たのが始まりです。
功を奏したのか偶然か、それからはインフルエンザ知らずです。

社会保険カードを持っていれば無料で接種を受けられます。
接種資格は、原則60歳以上の年配の方、または妊娠2,3ケ月の妊婦さんです。このブログを読んでくださっているほとんどの方は対象外でしょうか。
でも、そこは優しいスペインの社会保険のこと。そんなに固いことは言いません。
若くても、花粉やダニアレルギーで喘息気味の人、毎年インフルエンザで寝込んで仕事にならない人、自営業等でインフルエンザで寝込むと生活費を稼ぐのに支障が出る人等など、受付で一言理由を言えば、受付けてもらえます。(少なくともバルセロナのサグレラでは)
予防接種は私立の医療保険ではカバーされませんので念のため。

バルセロナでの接種は至極簡単。
CatSalue(カタルーニャの社会保険医療カード)を持って、管轄の診療所に行きます。
貴方のホームドクターがいる、いつもの社会保険の診療所です。
接種時間は、月~金の9:30から13:30、15:30~19:30に、いきなり行っても大丈夫な時もありますが、前もって電話で予約します。
私は、予約無し、待ち時間ゼロで、すぐに接種してくれました。
期間は11月末迄。品切れ(?)になるまでに早めの接種をおすすめします。

針を刺される前にお腹に大きく息を吸って、ブスっときたら息をゆっくりはきながら腕の力を抜きましょう。
こうすると、痛くありません。腫れたり、後の痛みもありません。お試しあれ。

2008年10月13日月曜日

スペインで気になる気功

バルセロナで、Javier先生から「気功」を習っています。
日本語では「きこう」と発音しますが、中国語では「チクン」と発音する為、英語やスペイン語では
「CHI KUNG」や「QUI GONG」と表記されます。

スペインで普及している気功は、羅漢(LUOHAN)功という少林寺系の中国気功です。
気功は自己心身鍛錬法で、調息(呼吸を整える)、調心(精神を整える)、調身(姿勢を整える)を基本にして、心と身体のバランスを整えていきます。

と、言っても漠然としてますよね。この画像で雰囲気は伝わるでしょうか。

2008年10月6日月曜日

エコ楽しいバケーション フランス旅行 ドルドーニュ




フランスピレネーLUCHONを後にして、目指すはドルドーニュ地方のPerigord Noir。
Terrasson近くのPazayacという小さい村に可愛い家を借りました。
2LDKの広いスペース、一家4人が1週間借りて、350ユーロ。
gite No.は、21337です。

家探しに初めて使ってみたhomelidaysですが、何の問題もなく素敵な家で、快適な一週間となりました。
homelidaysはこのページから:

http://www.homelidays.com/pazayac/gite213337fr.htm

perigor nordでは、カヤックでドルドーニュ川下り12キロに挑戦。翌日は首が反対についている気がするくらいの筋肉痛でしたが、絶景を思い出せば何のこれくらい。

2008年10月3日金曜日

マッサージ師、イグナシオ先生

夜も眠れないほど首が痛くなったことがあります。1週間一睡もできず、外科で検診してもらった結果、頚椎磨耗でリハビリが必要とのこと。行き着いたのは、イグナシオ先生のリハビリセンターです。
自宅と通勤先の真ん中にあるというだけの理由で、ほとんどあきらめ気味で通い始めたのですが..
イグナシオ先生、持って行ったレントゲン写真には目もくれず、いきなり症状を聞きながら見たことのない小さなキーボードに私の言葉をインプット。
イグナシオ先生は盲人でした。そして、リハビリは赤外線照射プラス丁寧なマッサージ。
私立の医療保険に入っていたので、20回無料でマッサージを受けることができました。マッサージは10分ほどと短いのですが、小柄でユーモアのある優しい先生と他の2人の先生のマッサージで、私の首は全快しました。
また行きたいな..と思う今日この頃ですが、気功が功を奏し首は快調です。
日本人にはマッサージが一番ですね。

イグナシオ先生のクリニックは、DKV、SANITAS、AXA、Asistenscia Sanitalia等でカバーされます。リハビリを受けるのには、まず外科に行き、リハビリが必要であるとの処方箋をもらわなければなりません。

Clinica Ignasi Gomez, S.L.
C/ Ter, 20, Entlo. 1ª , Barcelona(Metro L1、RENFEのCLOTの近くです)
Tel.:93-231-4578

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