2015年8月31日月曜日

今年のピレネーはBoí谷へ その1 Taüllにて

今年は何だかパッとしない年なのです。気力、体力ともに下降気味。

気力がないから体力が落ちるのか、体力が落ちてるから気力が落ちるのか。
凹み気味の私に、さらに追い打ちをかけるような今年の猛暑。
夏の旅行などといった、ワクワクする予定もなし。山友たちとも予定が合わず計画倒れ。

やっぱり山に行こう!

今年はライトに、カタルーニャピレネーの、ロマネスク教会の里、Boi谷に行くことになりました。



3泊4日のショートステイなので、アパートメントではなく民宿を探します。
直前に取れたのが、Boi谷Taüll村の教会の裏にある、Casa Rural(民宿)Ca de Corral
一泊素泊まり2人で60ユーロの可愛いお部屋はシャワー・トイレ付。一階のサロンとキッチンは
他の宿泊客と共用です。


Taüll村は小さな村。ぐるっとお散歩してもすぐ終わります。教会は、後日特集を組みますね。


車で少し走ってみれば、羊の群れにも出会います。


さて、明日は久々の山歩きです。 

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見たい映画「海難1890」

海外にいて、日本の本を貸してくださる有り難い友人がいるということは、とても幸せなことです。
Kindleを買おうと思いつつ、まだ買うに至っていないので、本当に感謝です。

夏の初めに、友人が秋月達郎の「海の翼」を貸してくれました。
私が和歌山県出身ということを覚えていてくれて、きっと興味があると思ったとのこと。




1890年、沈没したトルコの軍艦エルトゥールル号の船員たちを、貧しい串本町大島の住民たちが、台風で荒れ狂う海の中を命をかけて救出し、自分たちが飢えに苦しんでいるというのに、備蓄していた非常用の食糧を惜しまず彼らに提供したのです。

へえ、こんなことがあったんだ。学校でも習わなかったと思います。
ところがトルコでは学校でも教え続けていて、トルコ人なら誰でも知っている史実らしいです。

時は移り1985年、イランとイラクの戦火の下、イランに取り残された日本人を救ったのが、トルコ航空だったのです。
トルコの皆さん、ありがとう。

十数年前、ヨルダン旅行中、トルコ式のお風呂で、大きな体躯のトルコ人のおっちゃんに垢すりをしてもらったことがあります。
私が日本人だと知ると、たいそう喜んでくれまして、ニコニコと、垢すりしてくれたことを思い出します。

まだ小説の感動の余韻が残っているところに、「海の翼」が映画化されて、今年の12月に封切されるという、うれしいニュースが届きました。

観たい、観たい。何としても観たいなあ。
とは言え、映画が小説を超えるのは、とても難しいことだけど。




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2015年8月30日日曜日

サンツの火祭りに遭遇

バルセロナは、いつでもどこかでお祭り騒ぎ。

毎年行っている8月中旬のグラシア祭りは、学園祭ののりで楽しめるし、ちょっとお金もかかった飾り付けが楽しくて、満足のいくお祭りです。


今年はベルディ通りの「お宮さん」が、ダントツの人気でした。よく出来てるなあ。



そして昨夜は、サンツ地区のお祭りの最終日ということで、夕食後に出かけてみました。


 グラシアのお祭りと比べると、ちょっと寂しい感はあるものの、これはこれで下町の風情があって、夜のお散歩にはいいわねとブラブラし、そろそろ帰りましょうという頃に、Correfoc(火祭り)の音がパンパンと近づいてきました。


Oh! 見学型のメルセ祭りの大々的な火祭りよりも、簡単に参加ができる地区単位の小さな火祭りのほうが楽しいのは経験済みですので、血が騒ぎます。
化繊のワンピースなんか着てきて、大丈夫かい?


パンパンの音に引き込まれた結果、久々の楽しいお祭り。
時々飛んでくる火の粉にアッチッチと叫びながら、しっかり写真撮影をしたのでした。

とーさんの我慢強い録画です。9分の大作!

この夜も、定番のMojitoで締めくくります。


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ブログを始めて7年が経ちました。

残暑お見舞い申し上げます。

6月からブログをほとんど更新することなく、ご心配をいただきました。ありがとうございます。

思い起こせば7年前、バルセロナBicingの記事でブログデビューをしてから7年が経ちました。
何の知識もなく、手探り状態で始めたブログです。


最近、ブログの方向性に迷いが生じ、ブログを引っ越しさせようか、新しいブログを立ち上げようかなどと考えているうちに夏も終わりに差しかかりました。

この夏の間、多くの方のブログを読んでみて、ブログの多様性に驚いたり、自分のプライバシーをどこまで書くかとか、色んなことを考えましたが、

考えに考えた末(というより、ダラダラ時間が経った後)

結論 - スタイルを変えていくことはあっても、もっと書きたいことをもっと気楽に気ままにこのまま書き続けることにしました。

ニックネームを変えようかとウンウン悩んでいましたら、とーさんから「Amapola」と驚きの一言。


Amapolaか...とーさんにしてはセンスがいい。
スペインの5月初旬、真っ赤な花畑を作る大好きなアマポーラの花。
折れそうで折れない、風になびくアマポーラの花。

本当は、姥桜とか言われそうな気がしていたのですが。

ということで、Mine改めAmapolaで心機一転、ブログを更新していきます。

注目しているグァテマラの歌手Gaby Morenoの「Amapola」、癒されます。



これからも、よろしくお願い致します。


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2015年8月15日土曜日

イゴ・チュンボはイタタのチュンボ

随分、ご無沙汰をしてしまいました。

世界規模で異常に暑い今年の夏。
バルセロナも、6、7月は猛暑に見舞われ、かなり体力を消耗した感があります。

栄養をつけようと、八百屋さんでせっせと買い物をしていると、Higo chumbo(うちわサボテンの実)を見つけました。しかもかなり熟れ熟れの美味しそうな色をしています。



数年前、イタリアのサルデーニャ島で、真っ赤なのを食べはぐれてから、一度は食べたいと思っていたイゴ・チュンボ。
語感からも、何だか元気が出そうな、そんな気がして、八百屋の南米人のお兄ちゃんに聞いてみました。「これ、美味しいの?」

「美味しいよ!」と二つ返事で帰ってくるかと思いきや、肩をすくめて、「子供のころから好きだったから、売ってるんだよ。」と、素気ない返事。

それでも買う気満々の私は、食べ方などを聞いてみる。

「両方のヘタを切り落として、縦に割って開いて食べるんだよ。」

「簡単ね。オッケー!」ということで、買ってまいりました。

念願のイゴ・チュンボ。念には念を入れて完熟するまで待つこと2日。

熟したかなー?と、指で押して弾力を確かめてみたら、いい感じです。
こっちのはどうかなー?と比べてみたりする。

ん!? 痛いです。なんかチクチクします。右指も左指も。

棘なんて見えないのに、よーく見ると、2ミリほどの透明の棘がいっぱい指に刺さってます。
棘抜きで格闘すること1時間余り。

八百屋のお兄ちゃん、一言教えてほしかったです。後で知ったのですが、果実の黒い点々部に、細い棘が密集しているそうです。肉眼では見えません。

お兄ちゃんに教えられたとおりに開いてみると、苦戦した甲斐もあり、なかなか美味しそう顔をしています。


お味は?
             美味しくない!


ネットには、控えめな甘さとかあるけれど、全然美味しくない。

「ミキサーでスムーシーに。」とあるので、気をとりなおして、バナナ、豆乳、ヨーグルト、かぼちゃの種なんかと一緒にスムーシーに入れてみた。

結果は?
             アカン!

かぼちゃの種はほどよく粉砕されているけれど、チュンボの種は固くてゴロゴロしたまま。

ということで、私のイゴ・チュンボ初体験、まずは失敗。

マンゴーやパパイアの親戚みたいに思っていた私がいけないのでしょうね。

多分、二度と買うことのないであろう、イゴ・チュンボ。

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