2015年10月31日土曜日

今夜はCastanyada。スタンバイOK。

明日はTodos los Santos(諸聖人の日)。今夜はカタルーニャのCastanyada(焼き栗を食べる日)。
スペインでも、近年商業ベースでハロウィンのパーティーなども催されているようだけど、何か違うのよね。
やっぱり伝統的なTodos los Santosのほうが、私的にはしっくりきます。
朝一番の八百屋さんで、栗とPanallets用のジャガイモ、アーモンド、松の実やサツマイモを買いました。

大好物のキノコ、Cama grocやザクロも買ったし、準備万端整いました。


Chibi&Chocoは、栗と遊びたくてウズウズ。触ったらアカンよ!

家にいる次男は、どうせ夜は友達と夜通しのCastanyadaパーティーでしょうから、お昼は一緒に食べようよ。アンタの好きなキノコリゾットにしたからね。


今年は栗をフライパンで焼いてみたら、キレイに剥けてホコホコ美味しく出来ました。


午後は少しだけ、Panalletsを作ることにいたしましょう。

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2015年10月29日木曜日

気功から、何故かダンスを始めそうな予感

今月アップした気功の記事を、ちょっとした間違いで消してしまったので、再び書いてみようと思います。

今から10年前、ポッキリ心が折れた時に私を救ってくれたのが気功です。
まさかスペインくんだりで少林寺気功を始めるなんて、想像だにしなかったこと。



八段錦から始めて、
これは笑顔が素晴らしいMimiさんのビデオです。


十八羅漢功は、10年目になります。
いろんな流派があるけれど、このビデオが比較的近い感じです。
アンテナだらけの中で気功なんてあり得ないけれど。


小羅漢功は、5年目。
十八羅漢は外気を鍛錬しますが、小羅漢は、内気の鍛錬です。

この間、指導員の免許を取りましたし、先生と、もっともっと精進しようと思っていたのに、ハビエル先生が教室を閉めてしまったので、新しい先生のもとに通い始めました。
セバスチャン先生も素晴らしい。
久々に良い気に包まれて、このまま続けようと思っていたら、思わぬことが起こりました。
ほんと、人生何が起こるかわからないので面白い。

新しい教室で知り合ったチャーミングなギリシャ人のスサーナさんに誘われて、彼女のダンス教室に立ち寄ったところ、彼女のダンスが心と身体と魂にガガーンと響いて、虜になってしまったのです。

気功とオリエンタルダンス、マンダラダンスが一体化して、スピリチュアルでセクシー。
宇宙エネルギーと私の内気が一体になるといった感じです。
音楽もタンゴやシャンソン、アラブ音楽など、スサーナ先生のセンスの良さにも惚れました。
気功でダンス(私の流派ではタブーだと思う)は時々一人で踊っていたので、スーッと自然に入ってしまい、言葉では表せない恍惚感に、思わず「来週も来るね。」と言ってスタジオを後にしたのでした。

私のダンス歴は、バブルのOL時代のディスコ通い、20代の時にちょっとかじったフラメンコぐらい。今は一人でお家Zumba。

ダンス教室通いを始めるのだろうか。○十歳を目前にして...


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2015年10月27日火曜日

ちょっとだけ、ネコの話

猫嫌いが猫を愛するようになって、もうすぐ10年。

私の人生観を変えたKimiちゃんは、たった6歳で逝ってしまいました。
悲しくて悲しくて、もうネコは二度と飼うまいと思っていたのに。昨年春、Kimiちゃんの実家で6匹も生まれて、脅迫的ともいえる「もらってくれなきゃ困る!」コールに押されて見に行ってみましたら、こんなのが段ボール箱に入っておりました。

                 キューン♥

マリローさん家のお庭で生まれました。
          
一匹だけ引き取るつもりが、これまた「白チビは、もらってくれなきゃ死んじゃうわ。」の脅迫に負けて、帰りの車には二匹が仲良く座ってました。                   

お兄ちゃんはChoco、妹ちゃんはChibi。
同じ日に同じお母さんから生まれたけれど、お父さんは違うんですって。
へー、ネコってスゴイことが出来るんですね。


かくして私は、フニュフニュChoco とChibiの、甘いかーさんになりました。



こんなお目めで見つめられると、何でも許してしまいます。 

仲良し兄弟のChocoとChibiはいつでも一緒。



あまりにも仲良しなので、こんなポートレート作りましたが、とーさんと息子たちには「気持ち悪いからやめてくれー。」と言われています。

1歳のお誕生日に、実家のマリローさんからお家のプレゼントがありました。


現在1歳半。

朝昼晩、1日3回「ママ、抱っこ~。」と甘えてくるChib。

不意打ちをかけて、私の背中に飛びつくのを至上の喜びとしているChoco。


これからもよろしくね。

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2015年10月17日土曜日

スペイン国籍取れるかな?のテスト問題

「26年もスペインに住んでるんだから、スペインの選挙の投票権あるんでしょ?」とよく聞かれますが、ないんですよね、これが。
スペインの国籍がないので、選挙権はないのです。

日本のほうが二重国籍を認めていないので、スペイン国籍を取ってしまうと、日本国籍を放棄することになるのです。
日本が二重国籍を認めてくれる...いつかそういう日がくるのかしら...

今まで無料だったスペイン国籍取得料が、10月15日から、最高300ユーロ必要になったそうです。
ふーん、高いと言われればすごく高い気もするし、国籍取得ってそんなに安いの?という気がしないでもない。



そして、スペイン語力とスペインに関する知識を試すテストに合格することが条件となりました。

政治、文化、社会の知識を試すテストの正式名は、Prueba de conocimientos constitucionales y socioculturales de España (CCSE) 。
25問中15以上正解で、合格だそうです。

テストの例が発表されましたので、トライしてみましたら、20点。
政治機関に関する5問がわからなかったけど、後は常識問題なので思ったより簡単です。
その気になれば国籍が取れそうだけど、今のところは日本人100%でいいかな。

このテスト、自動的に採点されますので、ご興味があればこちら。

「Prueba CCSE 2015」の表示以下がテストになっています。

               ↓
http://www.lavanguardia.com/vida/20151015/54438095262/test-prueba-nacionalidad-espanola.html


発表された翌日の新聞には、スペイン人のコメントがたくさんあって、「僕は、ペネロペ・クルスしかわからなかった。」なんていうのもありました(笑)


ま、いいか…ペネロペだけでも。ってよくない!

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2015年10月14日水曜日

三連休の美味しい山散歩 Santuario de Cabrera~Tavertet

10月12日はイスパニアデー(コロンブスが新大陸を発見した日)で、三連休となりました。
ここバルセロナでは、ほとんどの人にとって、イスパニアデーはどうでもよい日なので、特にお祭りらしい催し物はありませんから、私たちは当然のように山へ!

前日は、我が家でお寿司の夕食会を開いてほとんど寝ていないので、お手柔らかに願いたいと思っていたら、山友たちも風邪気味らしくて、日曜日の軽いお散歩山歩きとなりました。

久々のSantuario de Cabreraへ。



400mの標高差を、一気に階段で登ってしまいます。


真っ赤な紅葉はないけれど、小さい秋見つけた♪


  火山のマグマが形成した小さな山々。癒しの風景です。



帰りは階段を使わずに、回り道でゆっくり山道を楽しみながら下りました。

お腹もすいたし、昼食はRupit村で!と勇んで行ってみましたら、ど、ど、どうしたことでしょう。
Rupit村が大変なことになってます。
観光客が押し寄せて、まるでバルセロナのRamblas通りのよう。これはあきまへん。

退散~~~。

Rupitから12km離れた村、Tavertet(タベルテッ)で食べるべー。
ここまで逃げれば大丈夫でしょう。
特に何があるわけでもない、小さな村です。



4時も過ぎて、お腹はグーグー。
行きあたりばったりで飛び込んだレストラン「Can Nogué」は救世主でした。


4時を過ぎてもレストラン内は満員で、テラス席となったのですが、


ウマウマ!
カタルーニャの田舎料理は最高です。

ソラマメの煮込みと、

エスカリバーダと、

山羊のチーズのサラダと、

大好物の豚の頬肉の炭火焼きで、

カタルーニャの村のレストランでハズレがないことに、感動したのでした。

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2015年10月8日木曜日

マンレッサのスピリチュアル・スポットで、高山右近に出会う

特に見どころがあるわけでもなく、モンセラットに行く時に素通りする町、マンレッサ。
そのマンレッサが、最近活気づいているそうです。



随分先の話だなあと思うけれど、2,022年は、Los Jesuitas(イエズス会)の創立者、聖Ignacio de Loyola(イグナシオ・デ・ロヨラ)のマンレッサの在居から500年目にあたるため、色々準備を始めているそうです。

そういうことなら、行ってみましょう。
モンセラットの帰り道、聖イグナシオが「Ejercicios espirituales」を修筆したといわれる洞窟に立ち寄ってみました。

Cova de Sant Ignaci



 洞窟はキンキラな小聖堂になっており、一瞬クラっとなったけど、気を取り直して大理石のレリーフに目を移してみます。

あ、真ん中に日本人がいます。「貴方はだあれ?」と尋ねれば、「われは高山右近なり。」という天の声がしました。
高山右近は、徳川家康によるキリシタン国外追放令により、母国を追われても信仰を捨てなかったキリシタン大名。今年バチカンから「福者」の認定を受けるとか。



確かに、この洞窟はパワー・スポットというよりも、スピリチュアル・スポットという気がします。 





大変興味深かったのが、若き日の聖イグナシオは当時のスペインの古い教義にあきたらず、新しい教えを求めてパリにいわゆる留学をしたということ。
そして、日本にキリスト教を伝えたわれらがフランシスコ・ザビエルと交友があり、連絡を取り合っていたということ。
その説明を聞いて、私には縁もゆかりもない二人の聖者が、今の若者と同じく新しいものを求めていたのだなと、急に親近感を覚えました。
聖人のイメージとは違う、進歩的で飛んでる若者たちだったのかもしれません。

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